跡見の学祖、跡見花蹊は、日本文化のたしなみをもった女性を育てようとしました。その志を受け継ぐ本校には、和室での立ち居振る舞いやその心得を学ぶお作法の授業があります。専門の先生方が練り上げたカリキュラムのもと、中学生が体系的に学びます。

DSC_0542s

今回は、中2生が、扇子の扱い方、床の間の掛け物や花の見方を習いました。足袋をイメージして短いソックスをはいて臨みます。

DSC_0586s

扇子の広げ方や扇面について興味深く教わる生徒たち。得た知識をさっそく実践に移し、扇子を持って床の間へ歩を進めます。

DSC_0554s

扇子を自身の前に置き、掛け物や花に込められた人の思いや季節を感じ取ることを学びました。

DSC_0600s

本校の和室は、茶室として躙り口をしつらえてあります。躙り口から入ったところにある小間で、茶室の構造やその意義について先生の話をうかがいました。「古いことを知る新鮮な歓び」は、この生徒たちの表情からじゅうぶんに伝わるのではないでしょうか。こうして跡見生は、学祖の志をしっかりと継承していきます。

ページ
TOP