早いもので折り返し地点、4日目です。

 

朝食はJesus College Cambridge  のリフェクトリーでいただきます。ソーセージとハッシュドポテトが人気です。

 

午前中はシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の台本を使ったdramaのレッスンです。テキストには難しい古典英単語がたくさん出てきます。先生から “No dictionary.” と宣言され、わからない単語や表現は英語で先生やクラスメイトに質問することになり、悪戦苦闘していました。実演のシーンではアクションを交え、思いきって演じていました。

 

余談ですが、レッスンの中で「ロミオとジュリエット」の解釈についてちょっとした話がありました。以前にこのレッスンを受けた日本人学生は本作を「身分差」による悲劇と解釈していたが、本流の解釈である「家父長制の社会における女性の抵抗」を描いた悲劇と捉える視点とは異なる、といったような内容でした。中学生にとってはやや難しい内容でしたが、文学の入り口に立たせてもらえたような瞬間でした。

午後からのレッスンのテーマはtravel でした。チームに分かれての連想ゲームや伝言ゲームなどを通して楽しく学びながらも、ケンブリッジの精神である「自分の考えを明言する」ことに最も重点が置かれているレッスンでした。(石井)

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