中3では、2月22日(木)体育館2Fで、正式なものとしては、学園として初めての試みである、「ポスターセッション」を行いました。

 

ポスターセッションとは、研究結果などを発表する手段の1つです。発表者が、発表内容を図やグラフなどを用いてポスターとしてまとめ、会場で参加者を前にそのポスターを使いながらプレゼンおよび質疑応答します。会場には複数の発表者が各自スペースに待機し、発表テーマに興味を持った参加者がスペースに集まり発表します。

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ポスターセッションの良い点としては、自分の言いたい内容を1枚の紙にまとめて、それを複数(今回では6枚程度に)作り、貼るという作業が必要なため、論理性が養われます。また、聞き手に対して、わかりやすく、説得力のあるプレゼンをしなければならないので、表現力も養われます。

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中3は、卒業研究としてこのポスターセッションを1年にわたり取り組んできました。

この日、5時間目~6時間目にかけて、1つの場所で4人の生徒が回転式に発表してゆきました。1人の生徒はこの時間内に行う自分の研究発表は2回です。

 

 

そして同級生や先生、中3の保護者の方だけでなく、中2の後輩たちも参加し、様々な場所でプレゼンテーションや質問が行われました。中には、声が小さくなってしまったり、研究が十分でなくて質問にしっかり対応できなかったり、時間より早く説明が終わってしまい空白の時間が流れてしまったりと、初めてならではの様々な失敗もありましたが、板倉校長先生がいつもおっしゃっている「たくさんの良い失敗をしなさい」という経験は十分に叶えられたのではないでしょうか。

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この体験が来年また、後輩たちに引き継がれ、より素晴らしい卒業研究発表になることを願っています。

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