9月17日のサステイナビリティ演習(高校2年)は、
『災害と地域社会』の特別授業と、
『環境とライフスタイル』の中間発表が行われました。
『災害と地域社会』では、12月に実施される台湾フィールドワークに向けて、
台湾特別講義(3限)と中国語講座(4限)が行われました。
この日、講師を務めていただいたのは、
高校3年生の保護者でもある名古屋産業大学教授の林(リン)敬三先生です。
林先生は日本台湾教育センターの顧問として
教育分野での日台交流にも携わっています。
3限の台湾特別講義では「台湾は、何故、それほど親日的なのか?」というテーマで、
台湾の地理、歴史、風土、言語、人物、国民性などの観点からお話しいただきました。
日本の植民地時代に総督として台湾経営に尽力し、
結果的に台湾の近代化に貢献した後藤新平や、
農業水利事業に大きな貢献をした八田與一(台湾元総統の李登輝氏はこの人物を
『台湾の大恩人』として紹介しています。また、この人物については司馬遼太郎の
『街道を行く』第40巻~台湾紀行~に詳しいので是非読んでもらいたいです。)
らを紹介し、
報恩をモットーとする台湾人の国民性が、「親日」の原点にあるとのお話でした。