昨日、中学2年生の臨海学校に参加してきました。

中学の臨海学校も指導をしているのは、瑞穂会です。

今日は、小学校の臨海学校に先駆け、瑞穂会に密着し遠泳の報告をしたいと思います。

※写真はすべて、昨年度の小学校臨海学校のものです。

 

市川を5時台の電車に乗り、臨海学校が行われている岩井海岸には8時頃に着きました。

この日は遠泳があるため、瑞穂会OBも遠方から車や電車で駆けつけています。

 

9時15分からの遠泳に先立ち、8時15分からミーティングがありました。

ミーティングでは、気温からはじまり、水温、風、潮の干満…、など海のコンディションが詳細に発表されました。

その昔、瑞穂会に在籍していた私も、朝早くから、眠い目をこすりながら海に入り、潮の流れや水温などを記録したことを思い出しました。

 

ミーティングが終わると生徒が浜に集合する30分以上前に浜へ出て、浜の清掃、石やガラスの排除、船出しなどを行いました。

この日は遠泳のため、瑞穂会からは3艘の船を出しました。

先生方が乗る漁船を入れると、合計4艘で遠泳を見守るわけです。

周到な準備と安全管理により、瑞穂会が発足して50年にもなりますが、事故は今まで全くありません。

 

瑞穂会には、時計係がいます。

行動の15分前、10分前、5分前と時間を知らせます。

「生徒到着5分前です。」「はい!」

これにより、正確に行事が進められていきます。

9時。生徒達が集合し体操が終わると、いよいよ遠泳です。

約2.5km、2時間の遠泳が始まりました。(小学生は1時間ほど)

よ49名の遠泳参加生徒に対し、一緒に寄り添って泳ぐ瑞穂会は25名。

3列の隊形の左右に瑞穂会が、およそ、3人に1人付く計算になります。

私は後方に1mほどの救助用チューブを持って付きました。

遠泳参加者は、遠泳前2日間の泳ぎによって瑞穂会より選出されます。

どの生徒も2時間泳ぐだけの泳力はあると踏んで選出されますが、当日の体調や精神面により、何人かは遅れてきます。

横にいる瑞穂会は、周辺の生徒の様子を常に確認し、ペースが落ちてきている子、音を上げている子を見つけると、隊列からはずし様子を見ます。

長年の経験と、2日間水泳を指導してきた目で、大丈夫だと判断すれば隊列に戻しますが、そうでない場合は周りのボートが引き取ります。

今日の水温は24度でしたが、風があり、波も1.4mと高く、慣れていない生徒達には少々大変だったかもしれません。

2時間後、浜に戻ると他の生徒達に拍手で迎えられました。

重力と疲労で、体がかなり重く感じられましたが、無事に完泳できたことで笑みがこぼれます。

生徒には、この経験が役に立つ機会がこれからの人生できっとあると思います。

瑞穂会は、遠泳終了後、生徒がおしるこを食べている間、船を浜に上げる仕事があります。

生徒を見送って、用具の洗濯をすると午前中の瑞穂会の仕事は終わりました。

 

 

さて、小学校では、夏季学校が明日から始まります。

林間学校が明日から4班に分かれて3泊4日、軽井沢の日出学園山荘で、

臨海学校が8月1日から3泊4日、岩井で行われます。

在校生は宿泊学習だよりで毎日の様子をご覧ください。

このブログでは、林間2班(8月1日~3泊4日)の様子をお伝えしたいと思っています。

 

 

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