0610月4日(水)、建築系の進路を検討している高校2年生の生徒12名を対象に本校の兄弟校である札幌第一高校を会場に講演会がありました。札幌第一高校をはじめ、東京の霞が関ビルや札幌テレビ塔など多くの建築物の設計を担当されている株式会社山下設計の札幌支社長である海道先生を講師としてお招きし、講演や校舎内見学、質疑応答を行いました。建築家になるにはどうすれば良いのか、建築家としての仕事の内容や、建設業界についてなど様々な面からお話をいただきました。「顧客の求めを具現化するような設計をするため、そのプロセス全体をコーディネートする」「他の学問との融合が必要なので、物理や数学など特定の教科だけではなく法学や経済学、音楽や美術など幅広い視野をもって勉強をしてほしい」など具体的なご説明やアドバイスがありました。建築家は図面を書くのが大きな仕事であると考えていた生徒たちには実務を知る貴重な時間となり、大きな刺激を受けたようでした。
また、質疑では「新築と改築ではどちらが大変か」「今後顧客からどのような注文が増えそうか」「どこの大学に進学するのが良いか」など多くの質問がありましたが、一つひとつに丁寧に答えていただきました。生徒にとっては今後の進路決定の大きな手助けとなったことと思います。  海道先生には大変お忙しい中お越しいただきありがとうございました。

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