郁文館では定期的に放課後の時間を使って、本校スクールカウンセラーによる研修を行っています。下記は6月18日(木)に行われた研修の様子です。

 

今回はスクールカウンセラー中根とピア・サポート担当教諭による「ピア・サポート委員としての活動を考えよう」をテーマとした研修会を行いました。研修の主なねらいは、①ピア・サポートについて知る②自分ができる活動を考えるという2点でした。

 

研修では、「ピア・サポート」の意味などを紹介した上で、本校のピア・サポート委員の目的「自分の周りの困っている人を助ける」を伝え、そのために、何気なくできることを考えてもらいました。自分ができそうにないことは無理をしないこと、困った時には担当教諭やカウンセラーに相談するという注意点も話しました。自身で考えた活動を翌日から開始してもらい、1週間後に一度、担当教諭に進捗状況の報告をしてもらいます。

 

生徒が考えた活動目標の例は、「クラスで一人でいる子とか、グループから外れている子に声をかける」「準備が遅い子を待っていてあげる」「困っていたり、悩んでいそうな人に「大丈夫?」と一声かける」「前日休んだ子に声をかける」などがありました。

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参加した生徒の感想では、「何気にやっていることでも、人を笑顔にすることはできるんだと思った。これからもちょっとしたことをやっていきたい」「案外、気軽なサポートが一番の支えになるんじゃないかと思った」「クラスで困っている人がいたら声をかけてあげたいと思った」「ピア・サポート委員はいじめの事だけだと思っていたが、違って驚いた」などがありました。ピア・サポート委員としての役割を認識したり、自分ができることをやってみようという気持ちになれたことが伺えました。今後も、ブルーリボン運動を基盤としながら、ピア・サポート委員活動の活発化を図っていきます。

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