本校では、2学期の始業式の翌日、中高6学年がそれぞれバスに乗り込み、別々の場所に向かいます。

3泊4日、学年のみで行う「修養会」です。1学年1学級の本校だからこそできる総合学習の時間です。

この期間、中等科3学年のテーマは自然に触れ仲間と触れ合うこと。

高等科3学年のテーマは社会を知り、学校外の様々な方々と関わること。

高等科1年は、ほかの学年を見送ったあと、学校で実習をスタートしました。
この期間を使って彼らは、地域の福祉施設に出向いての実習を行います。

実習に先立って前日の午後には「認知症サポーター」養成講座を全員で受講し、認知症についての学びを深めました。
またボランティア団体「シニアアシスト・おもいやり」の方々に車いすの操作方法や視覚障碍者の方々の介助法などを教えていただき、日常生活の困難さを身をもって実感するときを持ちました。
そして2日の午後からは市内外13か所の施設にグループごとにお邪魔しました。
慣れない環境に戸惑いながらも、責任ある仕事を与えていただいて一生懸命に取り組んでいました。
夜には全員でシェアリングを行いました。
「(障がいを持たれた方の施設に伺って)今までの自分の捉え方が偏っていたことが分かった」「(保育園に伺って)子どもたちのエネルギーに圧倒された」「(高齢者の方の施設に伺って)昨日学んだ内容がよく分かっていなかったが、今日実際に体験してよく分かった」などの声が印象的でした。

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