本校では毎日お昼ごはんを全校でいただきます。
お食事は、近隣の父母の方々がボランティアでつくってくださる、日本で一番あたたかくておいしいお昼ごはんです。
また、本校では、いのちに触れる機会を多く設けています。
もっとも特徴的な取組みとして、豚を育て、出荷し、お肉としていただく「いのちをいただく学び」の機会があります。
それが本日のお昼ごはんでした。
食卓には、中等科3年生が産業の授業で育て、中高の今年度入学生が毎朝晩に世話をしてきた、2頭の豚のお肉が並びました。
とてもやわらかくおいしいお肉でした。
手間をかけておいしいポークピカタに調理してくださったお母様は、「いのちをいただく学びの機会に調理にあたれたことを嬉しく思う」と感想をのべてくださりました。
また、女子部の生徒が丁寧に育てた白菜もサラダでいただきました。
いのちを育てるのは楽しいことばかりではなく、豚が怪我をして動けなくなったり、作物が病気になってしまったりと、大変なことも多くあります。
そういった経験を通して、いのちの尊さを、実体験として学んでいきます。