釣り部は、普段はミーティングをして月1回のペースで日帰りの釣りに行き、春と夏には合宿を行っています。今年も静岡県の河津町において、8月中旬の3日間、夏合宿を行いました。

1日目の午後には宿近くの防波堤で、上級生が1年生に仕掛けの投げ方の指導を行いました(毎年行っている、伝統行事です)。その夜には宿の周辺の磯や防波堤に釣行しましたが、大型のサバが数尾釣れたのみに終わりました。

2日目以降は台風の影響で波が高く、河津川でのアユのエサ釣りに専念しました。今年は魚影が濃く、朝や夕方、3時間ほどの釣りで20尾ほどを釣り上げる生徒もいました。ハードスケジュールでも集中して竿を出している姿が印象的でした。

また、釣り部は中学・高校合同で活動しているため、学年を超えた交流が魅力です。今回に限らず、高校生が中学生に釣りを指導している姿も見られます。

生徒たちはサンダルを履いて川に立ち込み、ここぞという場所で釣ります。雨天時は魚が活発に動くので気合いが入ります。

後ろに見えるのは伊豆急の鉄橋。意外と海が近く、フグが釣れることもあります。

1日分の釣果。クーラーの底が見えません。大きいアユは20㎝近くになります。

最終日、荒れる海を背にしての集合写真。今年もOBが参加してくれました。

海釣りは消化不良であった反面、川釣りでは例年以上の釣果を残すことができ、実りある合宿になったと思います。

秋にかけて、釣れる魚の種類も増えてきます。当面は10月に行われる文化祭の展示に向けて動きます。今後も和気あいあいとした雰囲気を生かして、メリハリのある楽しい活動をしてほしいと思っています。

 

(釣り部顧問)

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