2月9日に行われた中三企業見学のレポートを、今後随時更新していきます。今日は理化学研究所の板橋分室を見学した生徒のレポートです。

最近、百十三番目の元素を発見した理化学研究所(通称理研)に注目が集まっている。理研とは様々な研究を行い、その成果を普及することを目的とする独立行政法人である。今回はその一部である板橋分室を見学し、多くの事を学ばせていただいた。
板橋分室では主に材料加工を研究し、砥石の切れ味低下を防ぐことができるELID研削法等の画期的な技術を開発している。私たちは加工時に使う機械を見た後、研究に関するお話を拝聴した。今回私達が話を伺った大森主任研究員は“無いものは自分で作り出しなさい”とおっしゃっていた。この研究室では研究に必要な機械が売っていない事が多々あり、その都度自作したそうだ。私はこの話を拝聴し、大きな驚きと感銘を受けた。

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今回の見学を経て学んだ事は、〝働く〟ことの厳しさ、つらさ、そして楽しさである。案内して下さった理研の方々からは、仕事に対する誇りと喜びが感じ取れた。私は、好きなことを仕事にする幸福を垣間見ることができたと思う。以上のことから、将来好きなことを仕事にしたいと思う。

(中学3年生)

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