今年の歴史部は、秋の文化祭のテーマ「江戸時代大坂の町人」に基づいて、8月1日~4日に大阪合宿を行いました。

現役部員に加えて、OBも参加(京都在住のOBも途中参加してくれました!)。

宿泊先は、長居YHでした。

1日目 大阪城とその周辺(真田氏縁の寺社)

朝に新幹線で東京から大阪に向かい、その後は大阪城近くで、現在大河ドラマにもなっている真田氏縁のお寺を見学しました。

午後には、大阪のシンボルでもある大阪城へ!

(猛暑にもかかわらず、大勢の観光客!)


※大阪城

2日目 住吉大社→文楽鑑賞→市街地(適塾・くらしの今昔館)見学

午前中は大阪の人々の信仰を集める住吉大社へ。

実はその前日までが住吉大社の大祭で、お祭りの後片付けに勤しむ人々‥。

大祭が見られず残念‥と思いきや、この日は大阪町人の月ごとの祭「初辰(はったつ)まいり」の日だったのです(偶然!今回のテーマとドンピシャ!)境内は朝から賑わいを見せていました。


※住吉大社のシンボル、太鼓橋を背景に。

3日目 平野→大阪歴史博物館→新世界(通天閣)

午前中は大阪郊外の平野区へ。

ここは大阪町人のルーツの一つ。

有力商人の宅地や町を守る環濠、流通の大動脈となった川、自治のルールなど、今でも様々なものが残っていました。

そして、それを大事に守り続けている人々に、感銘を受ました。


※平野の街中で、ガイドさんの説明を受けました。

午後は大阪歴史博物館へ。

ここでは、展示見学に加えて、バックヤードの見学も。

学芸員の方に、普段は立ち入れない収蔵庫や書庫、展示のための様々な用具などを案内して頂きました。

4日目 姫路城

今年の歴史部は、文化祭で姫路城の模型を展示します!

ということで、足を伸ばして本物の姫路城も見学してきました。

姫路城といえば、世界遺産ということに加え、昨年お化粧直しをしたことで注目を浴びました。

外側は青い空に真っ白な壁が映える美しさ、内側は多数の櫓などを有する戦いに備えた万全の備え、両面を備えた素晴らしいお城でした。


※姫路城を背景に。

真っ白になった姫路城(白鷺城)を、地元の人は「白すぎ城」ともいうとか?!

以上のご紹介は、合宿日程の一部です。

大阪は残念ながら戦災などで市内に史跡がなかなか残っていません。

そのようななか、少しでも歴史をうかがい知れる史跡を部員たち自身が一生懸命探し出し、日程を組みました。

地元の方たちからも「なぜここに来たの?」といわれることもしばしば。

そういう意味では、普段とは違った大阪の顔を知ることが出来る合宿でした。

今回ご紹介できなかったその他の史跡を含め、合宿の成果は10月の文化祭で発表します。

皆さんぜひご来場下さい!!

歴史部一同、お待ちしております!

(歴史部顧問)

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