去る3月27日、本校吹奏楽部、第17回 定期演奏会が大盛況のうちに終了しました。

今回は、吹奏楽部にとって1年で1番の晴れ舞台となる定演の1日をご紹介します。

会場は和光市民文化センター サンアゼリア大ホール。1200席を超える立派なホールです。

朝7時に学校に集合し、楽器の運搬から一日が始まります。

楽器といっても手で持てる楽器だけでなく、大きな打楽器やその他たくさんの荷物があるため、まずはトラックに積み込みます。

2tロングワイドという大きいトラックでもぎゅうぎゅうです。

パーカッションパートの生徒や高校生が指揮を執り、テキパキと作業が進みます。

楽器の運び方・持ち方・積み方などのノウハウを、後輩たちは見て覚えなければなりません。

吹奏楽部は、ただ楽器を吹いているだけではないのです!!

会場に到着したら作業を分担し、とにかく全員が動きます。

トラックからの積み下ろし班

舞台のひな壇作り班

お客さんが来るまでに、舞台設営、ゲネプロ(最後のリハーサル)を行わなければならない為、分刻みのスケジュールです。

舞台設営も徐々に出来てきました。

ゲネプロが始まります。

演出担当が頑張って作ったこの譜面台隠し。

めくると、曲によって絵が変わるというこだわりよう。

OBたちも後輩たちの晴れ舞台にたくさん駆けつけてくれ、ステージ―マネージャーや受付などを手伝ってくれました。

こちらの準備も着々と進んでいます。

ちなみに本校応援部の生徒も正に応援に来てくれ、日頃特訓された迫力が自慢の声とは打って変わった美声で影アナウンスを務めてくれました。

ゲネプロが終わると、本番前のわずかな時間を生徒たちは思い思いに過ごします。

楽屋で体力を温存したり、ギリギリまでリハーサル室で練習をしたり・・・

そしていよいよ本番。

高校2年生はこの演奏会で引退です。

渾身の力と精一杯の想いで演奏しました。

演奏会を企画し、成功させるということは、演奏面以外でも物凄く労力がかかるものです。

生徒たちはたくさんの知恵と苦労と努力で、それを乗り越えてくれたと思います。

当日はたくさんのお客さんにご来場頂き、大成功に終わりました。

個々にはミスや心残りな点はあったかもしれません。

しかし、生徒たちがこの吹奏楽部でなぜ練習をするのか。

それは聴衆の方々に聴いて頂くためなのです。

多少のミスがあったとしても、大勢の前で自分たちの演奏を聴いて貰え、幸せを感じていたようです。

この、何とも言えない満足感があるからこそ「音楽」はやめられないのですよね。

新体制になっても、また次の本番のために練習を頑張っていきます。

このブログを見てご来場頂いた方も多くいらっしゃったようです。

本当に多くの方に支えられたお蔭でこの演奏会を催すことができました。

ありがとうございました。

新年度も城北吹奏楽部を宜しくお願いします。

<第17回 城北学園定期演奏会 プログラム>

♪第1部

・鷲の舞うところ
・グリーンスリーブス
・ザ・タイムズ

♪第2部
・3つの花
・てぃーちてぃーる
・月迷宮/大神

♪第3部
・テイクオフ
・イン・ザ・ムード
・ジャパニーズ・グラフィティⅧ~ウルトラ大行進~

♪アンコール
・ブラボー・ブラス!

(吹奏楽部顧問)

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