山岳ワンゲル部は、試験休みを利用して、7月12日、13日の2日間でボッカ訓練を行いました。ボッカ訓練とは、重い荷物を背負って山を登るトレーニングです。12日に奥多摩の氷川キャンプ場にてテントを張り、一泊しました。写真は先輩後輩混ざっての食事の場面です。テントの中では先輩が後輩の食事をつくり、山の生活の基本を教えていきます。明日は朝が早いので、生徒たちは8時過ぎには就寝しました。

翌日、朝3時半に起床して準備を整えたのち、5時から山登りが始まります。いきなり階段の連続で、特に新入生は大変そうでしたが、皆小さい体に大きなザックを背負ってよく歩いてくれました。鋸岳をこえ、登ったり下りたりをくり返して、出発から歩くこと約5時間。ようやく本日の最高峰、大岳山に到着です。部員そろって記念撮影をしました。生徒たちの表情にも少し、疲れが見えますね。

大岳山を後にして、御岳山へ到着、ケーブルカーで下山をして駅に着くころには14時半近くになっていました。9時間以上に及ぶ行程は、新入生にとっては初めてです。皆、とても疲れていましたが、この経験が8月、そして2学期の合宿へと活きていきます。

夏休みは8月の上旬に上級生中心に南アルプスの白峰三山へ、8月の下旬には下級生を中心に尾瀬の至仏山・燧ケ岳へ挑戦します。登頂を目指して、夏休みもトレーニングを続けていきます。

(城北ワンゲル部 顧問)

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