11月24日(土)に地学部では、地学オリンピック日本委員会主催の「地球をぶらり」に参加してきました(希望者のみの参加です)。

このイベントは2部構成となっており、1部では地学の最前線で研究されている「高橋雅紀氏」と「萬年一剛氏」による講演会、2部では「化石ギャラリー見学ツアー」と「偏光板を用いた万華鏡作成」という体験イベントが行われました。

午前中に授業があるということもあり、今回は特別に1部の途中である、「萬年一剛氏」の講演から参加させていただきました。

萬年氏の講演では、具体的な事例を交えて近年の火山研究の様子を一般向けに分かりやすくご説明いただきました。

2部の化石ギャラリー見学ツアーでは、城西大学にある水田記念博物館大石化石ギャラリーにて、学芸員の方から説明を受けながら見学をさせていただきました。

収蔵されている化石は魚類が中心で、保存状態もよく、手で触ることができるものもありました。

2部後半では偏光板を用いた万華鏡作成を行いました。

プラスチック板にセロハンテープをランダムに貼り、それを二枚の偏光板で挟んで見ると、ステンドグラス風のきれいな模様が浮かび上がります。

実はこれ、岩石内に含まれる鉱物の種類を同定する、鉱物顕微鏡と同じ仕組みなんです。

生徒たちはこれの体験を通じて、より鉱物顕微鏡に対する理解が深まったと思います。

(地学部顧問)

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