12月12日、有楽町の東京国際フォーラムで公開収録を兼ねた授業が行われました。
講演者はカリフォルニア大学バークレー校の名物教授、リチャード・ムラー氏です。
昨年度の文化祭で「原発問題」を取り上げたクラスのご縁で参加させていただきました。
公開授業のテーマは「エネルギーと気候変動」です。当日参加したのは、
福井県立若狭高校と神奈川大学付属高校、そして神奈川学園高校でした。
神奈川学園からはエネルギー問題や原子力に興味がある生徒が文系・理系を
問わずに高1から高3まで参加しました。
神奈川大学付属高校のプレゼンテーション「地球温暖化の検証」後にも
ムラー教授は温暖化に関して様々な角度から問題提起を行いました。
「気候変動と温暖化は違うものである」という論に基づきながら、
「省エネルギーは快適さを犠牲にすべきではない」という主張を伝え、
「これから日本にできることは、技術力の高さをもって新興国をリードして
いくことだ」と生徒たちにメッセージを送って下さいました。