本日、中学1・2年生の生徒を対象とした新しいキャリア教育の一環で、インターナショナルヴォイストレーニング法の「アツミメソード」とよばれるコミュニケーション教育を実施しました。

日駒のキャリア教育は、「将来設計(ライフプランニング)の時間」・「コミュニケーション教育」・「問題解決型授業(PBL)」の3つを教育の柱としていますが、今回のワークは「コミュニケーション教育」の1つとして実施しました。

社会に出て必要なコミュニケーション能力の具体的なものの1つとして重要なのが、表現力(プレゼンテーション力)であり、中高6年間でしっかりと育みたい力でもあります。

表現力の向上を目的とした今回の取り組みを実践するため、本校の元職員でメゾソプラノ歌手の本多厚美先生をお招きしました。本多先生は、メゾソプラノ歌手として欧米などで30年間学び、世界のアーティストたちと共演を重ねるなかで、海外で実践されている発声法や言葉の発音法を子どもたちに伝えるインターナショナルヴォイストレーニング「アツミメソード」を開発しました。そして、それを実践し子どもたちの表現力を高める活動を日本で展開しています。本多先生は、以前日駒で音楽の先生として勤務していたこともあって、日駒の生徒に対する思い入れも強く、本日の授業はとても活気のあるものとなりました。

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インターナショナルヴォイストレーニングは、本日と3月22日(木)の2回に分けて実施します。
本日のワークでは、外国語(英語やフランス語、イタリア語など)の課題曲を歌いながら、発声法を基本的なことを学んでいきました。両手を上げたり、足踏みをしたり、その場で走ったりしながら歌を歌うことで、声を出すのに必要な筋力を高めていきます。そして、発声に必要な具体的な方法を学びながら、徐々に大きく美しい声の出し方を身につけていきます。

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22日には、課題曲を実際に歌う取り組みが行われます。そこでは、本日学んだ発声法がどのように活かされるかとても楽しみです!

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