1学期期末テストを1週間後に控え、4年の世界史も大詰めとなってきました。生徒たちに興味を持ってもらえるような授業を目指していますが、一方でいかにして歴史的事実を連関させ、できごとの道筋を理解してもらうか日々悩むところです。右の写真の日は、19世紀前半のウィーン会議とウィーン議定書の内容を確認しました。この議定書の中でイギリスに割譲されたセイロン島とケープ植民地の場所を確認しつつ、これら植民地と同時期に、イギリスに占領されたオランダ領東インド(インドネシア)は、なぜオランダに返還されたのかを考えました。イギリスのインド航路の確保といえば話は早いのですが、生徒自身が地図や資料を確認しながらその理由を見出し、最終的に論理立てて文章にする。そんな力を身につけていってほしいと願いながら授業をしています。(世界史担当者談)
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