6月8日(木)、5年生の日本史では平安時代の歴史を学習しています。受験を意識した授業展開ですが、この日の内容は少し違いました。応天門の変を題材に描かれた国宝『伴大納言絵巻』を、最新の研究成果をもとに絵解きをしてみました。伴善男が源信をおとしめるために門に放火したとされたが、実はこの話を描いた絵巻物、後世何者かによって「詞書き」という説明分が切り取られていることが判明。『宇治拾遺物語』に残された文章と、こだわりの技法から分析すると・・・やはり藤原良房がどうも怪しい・・・真犯人は誰だ?今や歴史学は、科学の力も借りて分析する時代なのです。(日本史担当者談)
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