九州の大雨の被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げます。
本校では「私たちも未来の被災者」を合言葉に地域での防災活動に取り組んでおりますが、同時に日本各地で災害が多発する中で、「支援する側」に回る回数も多くあります。その視点から、1学期の社会の授業や朝礼のお話では「支援物資のミスマッチ」の問題を取り上げました。災害時に支援物資が集中して、かえって被災地の負担になることがあります。災害のニュースを見ると衝動的に何かしたい、という思いに駆られますが、ボランティア教育に力を入れているからこそ、きちんと情報を集め、必要とされている支援をする力をつけることを目指しています。防災意識と同時に「本当に相手のためになる支援力」を高めていきましょう。写真は、3月の被災地研修の際に石巻の皆さんとつくった模造紙です。模造紙のままではなく「元気な生徒たちと一緒に撮った写真」を、熊本の学校にお送りしました。
0714

ページ
TOP