4年生の世界史では、フランス革命、ナポレオン戦争、ウィーン体制の崩壊までを1学期期末テストの範囲として扱いました。授業ではこの分野を通じて、人間の試行錯誤の様子を垣間見てきました。独裁政治後の政情不安、ナポレオンの登場は、当時を考えたときに、現代人としてもどうしてそのようになったのかを感情移入して考えやすい内容だと思います。ウィーン体制では、なぜナショナリズムやリベラリズムの広まりを、当時のヨーロッパの支配層は恐れていたのかを考えました。今とは異なる当時の状況がある一方で、現代にも通じるものを一つでも関連させて、歴史を身近に感じてほしいと思います。(授業担当者談)

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