2月のアグネス会では、来年度の活動に向けて、ワークショップ形式で意見を出し合いました。生徒たちからは、「こんなことしてみたい!」というアイディアや夢がたくさん出てきました。「絵本を英訳して、フィリピンの子どもたちに届けたい」「養護施設に行ってボランティアをしたい」「防災について学びたい」・・・ アグネス会では、幅広い活動を通して多くの人と出会い、様々な世界を知ることができます。視野を広げて、自分に何ができるか考えるきっかけにしてほしいと願っています。来年度、さらに活動を充実させていく予定ですが、今から生徒も顧問もワクワクしています。皆で活動を創り出していくアグネス会では、楽しいアイディア、チャレンジしてみたいこと、大募集しています!

3月14日(土)から仙台で国連防災世界会議が開かれます。本体会議には、国連加盟国の代表が集まり、国際的な防災戦略について議論される予定です。会議期間中にはさまざまなパブリック・フォーラムが開かれますが、2つのイベントに本校生徒と卒業生が招待され、発表をすることになりました。14日(土)のU-18会議では、卒業生が発表します。15日(日)は在校生も合流し、市の中心部で開かれる「防災のひろば」にブースを出します。発表テーマは、「目黒星美発☆1回15円!女子から目線の簡易トイレ」です。トピックスでも度々報告してきましたが、今年度、本校では画期的な簡易トイレを考案し、生徒と企業がコラボして普及活動に取り組むことになりました。「もしものために今できること」をキャッチフレーズに、世界に向けて発信します。

チラシはこちら

3月6日(金)、本校の3学期期末試験が始まりました。試験前の週から、早朝の1Fラウンジが自学習の生徒で埋まり、放課後は職員室前ラウンジで、先生を生徒が質問攻めにする様子が見られるのももはや風物詩。ただ、3学期は試験が1回のみであり、試験範囲も広いことから、いつもより早くこれらの光景が見られたように思います。中学生は「学習と生活の記録」を活用しながら計画的に、高校生は今まで培ったノウハウを活かしながら勉強に取り組んできました。試験期間は4日間、途中の(土)・(日)を含めると6日間の長丁場ですが、一年間の集大成として、最終日まで駆け抜けてほしいと思います。

現代文の最後の授業で、4年生は、評論文の学習、保護者へのインタビューとその分かち合いを行い、「“働く”とはどういうことか~未来の働く女子の夢~」というテーマで、一人ひとりがスピーチをしました。目線や読むスピード等に注意しながら、一生懸命「伝えよう」とする姿は素晴らしいもので、それぞれの熱い思いが心に響きました。この単元を通して学んだ「どんな仕事でも、その人の取り組み次第で社会貢献ができる」ということを、将来も忘れずに働く女性になってほしいです。(授業担当者談)

3月4日(水)、3年生の英会話の授業では、ネイティブの先生と理科科の先生の指導のもと、バナナからDNAをとり出す実験を行いました。DNAの抽出実験は比較的よく知られたものですが、これを英語を使って実施するところに新味があります。生徒たちは、手順を電子黒板上で確認しながら英語で説明を受け、班ごとに実験を進めました。かなり高度な専門用語が飛び交い、生徒たちは英語を理解しつつ、さらに実験も行うという2つの作業の中で、混乱する所も多々ありましたが、どの班も最後にはモワッとしたDNAの塊を試験管の中に取り出すことができました。まとめの時間の質疑応答にも、生徒たちは実験の内容をふり返りつつ、英語でよく答えていました。英会話と理科のコラボ授業は、初めての試みとしては、なかなかうまくいったと思います。

3年生の英会話では3学期、英語でのCMづくりに取り組みました。各グループが、紹介したい商品(架空のものも可)の、その最もアピールしたい魅力や効果的に伝える方法を考え、練習を重ねてきました。本番では英語のセリフやパフォーマンスも含め、感心させられるもの、笑わせられるものなど、どのグループも観る人(消費者)の心をつかむ工夫をしていました。日本語でも決してハードルの低くない内容の発表でしたが、完成度の高いものも多く、生徒の「話す力」が高まっていることを改めて感じました。(英語科教諭談)

2月25日(水)、本校でテレビ取材がありました。ケーブルテレビのJ:C0Mによるもので、「3.11以降に新たな活動を始めた学校」という切り口で、本校の被災地ボランティア研修などを紹介しました。ところで、テレビカメラに向かって話す経験は全員が皆無。カメラマンさんの質問を受けてしゃべるのですが、台本なしなので、緊張のあまり全員が何度もNG。それでも何とか1時間余りで収録を終えることができました(番組は3~5分とのことですが・・・)。本校で考案された簡易トイレの紹介も撮っていただきました。オンエア予定は以下の通り。見られる方は、是非ご覧ください。

☆J:COM11チャンネル  3月9日(月)~15日(日)放送

月曜日  7:30/15:00/18:00 火曜日 10:00/18:00/23:00

水曜日  7:30/15:00/18:00 木曜日 10:00/18:00/23:00

金曜日  7:30/15:00/18:00 土曜日 12:30/18:00/23:00

日曜日  7:30/15:00/18:00

3月1日(日)、50期生の卒業式が行われました。朝から気温も低い生憎の空模様でしたが、校長先生によるとそれは卒業生の涙雨。前々日の予行ですでに涙をこぼしていた50期生は、当日、「卒業の歌」で号泣、「答辞」で号泣、「仰げば尊し」や「保護者感謝のことば」でも涙するなど、例年以上に涙、涙の感動的な卒業式となりました。謝恩会の後も、職員室に皆で押しかけ、思い思いの場所で先生と写真を撮ったり、別れを告げたり、思い出話に花を咲かせたり。名残を惜しむ卒業生の姿がいじらしく、またその成長した姿を頼もしく思いました。50期生の未来に幸多からんことを!また星美をいつでも訪ねに来てください。

4年生の今年度最後の化学の実験は、銀鏡反応、フェーリング反応、ヨードホルム反応の3つを行いました。鏡のように銀が試験管の器壁に張り付く様子を見て「綺麗!」「ちゃんと顔が映っている」という声が上がりました。全員が青いフェーリング液が還元されて赤くなったり、黄色いヨードホルムが生成したりする様をじっくり観察することができました。最後のレポートの考察も気合を入れて、しっかりまとめあげてほしいものです。(授業担当者談)

2月18日(水)、3年生の数学は、数学Ⅰの教科書を使い高校の内容を先取りしています。2次関数のグラフをx軸方向やy軸方向に平行移動させたグラフを描けるように、日々練習しているところです。黒板に書く放物線は、とんがっていたり左右非対称だったりとそれぞれの個性がよく表れています。数学への苦手意識が強い生徒が多いですが、友達が描く放物線をみて、笑顔で指摘しあいながら楽しく学んでいます。(授業担当者談)

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