10月21日(火)、2年生はLHRの時間を利用して社会科見学に向けての調べ学習をしました。2年生は11月に鎌倉へ社会科見学に出かけます。世界遺産の登録を目指し、「Home of Samurai」というコピーで、最初の武士政権発祥の地として伝統ある都市をアピールしている所です。現在、2年生は鎌倉時代について学んだところでもあり、見学先には授業で学んだ所もあります。作成した調べ学習の成果は、各見所につき1枚、非常に良いものを選んで当日のパンフレットに「ガイドブック」として入れたいと思っています。力作揃いで選ぶのが大変そうですが、これも楽しみの1つです。(2年副担任談)

11月1日(土)~2日(日)、本校中高生と併設校である目黒星美小の小学生が、合同で練成会を行いました。練成会とは、主に信者の生徒を対象とし、共に祈り、活動しながら、自分をふり返るとともに、心の成長を促す合宿です。今年は、初日より10名の中高生が学校にステイし、2日目に10名の小学生が合流しました。テーマは、「新たな始まり―分かち合うこと―」。初日は、謎解きゲームやピザづくりを通して、学年を超えて協力し、分かち合う体験をしました。2日目は小学生を迎えて、アドベント・カレンダーを作成しました。参加者からは、「何か一つのものをつくりあげることで、皆が笑顔になれた」との声が寄せられ、「分かち合うこと」の意味を深められたようでした。2日目の最後にミサが聖堂で行われましたが、小学生を迎えて、1年生がお姉さんぶりを発揮していたのがほほえましかったです。(宗教教育部担当者談)

教会の暦では、10月はロザリオの月。ロザリオとは、聖母マリアに捧げるカトリック教会の伝統的な祈りです。本校では、10月14日(火)~17日(金)の4日間、聖堂で「ロザリオの集い」を行いました。聖歌を歌い、「アヴェ・マリアの祈り」をくり返し唱えます。昼休みの短い時間ですが、生徒たちは慌ただしい日常をしばし離れ、聖堂の静謐な空気を感じながら、心落ち着く時間を過ごしていました。

ドン=ボスコ生誕200周年記念の一環として、サレジアン・ファミリー(修道院・教会・学校)に配付されたひまわりの種は、この夏、本校でも多くの花を咲かせ、私たちに喜びと元気を与えてくれました。(過去の記事はこちら)小さな苗から多くの種を実らせるまで見守り、世話をしてきた生徒たちは、今月上旬、真剣に、また嬉しそうに種をとっていました。ドン=ボスコ生誕200周年のシンボルフラワーが、今なお私たちが関わりを持っている被災地・宮城県荒浜地区の産であるというつながりに大きな意味を感じつつ、このひまわりの栽培が新たな目黒星美学園の伝統となるよう、来年も大切に育てたいと思います。(生活環境委員会顧問談)

10月19日(日)、世田谷区中学校バスケットボール新人大会の3回戦が行われました。今大会、本校は初戦の駒沢中学校との試合を94対15と快勝し、八幡中学校との3回戦に挑みました。前半終了時までは10点差以内で均衡した展開が続いていましたが、第3ピリオドより徐々にミスが目立つようになり、ファウルトラブルによって、前がかりにならなければならない場面でファウルの兼ね合いから前に出ることができずに、引いてしまった部分もあり、最終的には84対39というスコアで敗れてしまいました。今回の試合の中で、ボールへの執着心が相手よりも劣っていたこと、プレイヤー間での声掛けが不足し、同じミスの繰り返しで相手にリズムを掴ませてしまったことが反省点として挙げられると思います。公式戦での結果をふまえ、次の冬季大会に向けて練習に励むとともに、次週には高校生の新人戦が行われるので、高校生には今大会の中学生の分まで頑張ってもらいたいと思います。(バスケ部顧問談)

10月23日(木)、本校は「災害時協力協定」を世田谷区と結びました。これは、具体的には「避難所の開設に関する協定」で、震災などの非常時に本校施設の一部を世田谷区に貸与するものです。女子校であるということもふまえ、妊産婦とその家族が、二次避難所として使用することになります。3年前の大震災は記憶に新しいですが、地域の方々との結びつきをより深めるためにも、今回の協定は意義あるものといえます。今回、Sr.脇村校長が世田谷区役所を訪れ、保坂展人世田谷区長と締結式に臨みました。

10月27日(月)、本日より中学は2日間、高校は3日間の中間試験が始まります。普段は休み明けの寝ぼけ眼も、今朝は全開。土曜・日曜で一生懸命やったのか、「世界史の地図は完璧!」とはある生徒の談。でも、「今日は現代文の試験もあるんだよ…」と、一方を取ればもう一方が立たず。気持ちはわからなくもありませんが、日頃からまんべんなくやってほしいものです。全生徒が学習の成果をしっかりこの3日間で出し切れるように、聖母マリアのとりつぎを願って祈っています。

前回に引き続き、10月14日(火)の4限LHR中に、3年生は関西巡歴の事前準備を行いました。関西巡歴は2泊3日で奈良・京都を周ります。今回のLHRでは主に、2日目午後の京都班別自主研修のルートを決める作業を行いました。一部の生徒はパソコン室で訪問する場所への交通手段を調べていました。自分たちで行く場所や乗る電車などをすべて決めなければいけないので、みんな楽しみながらも真剣に検索していました。充実した関西巡歴となるよう、しっかりと準備して臨んでほしいと思います。(3学年副担談)

先日11日(土)の体育祭にまつわる話題。今年は職員室前のテラスより、3幅の垂れ幕が掲げられました。書かれているのは、生徒たちが色別に考えたチームのスローガン。A組・赤の「太陽に吠えろ」、B組・白の「白虎猛進」、C組・緑の「爽緑結集」です。文字は3・4・5年の3名の書道部員が、それぞれ書体を変えて揮毫しました。3色並ぶと、本校創立者ドン・ボスコの祖国イタリアの国旗となり、当日は秋晴れの青空のもと、競技に燃える生徒たちを鼓舞するかのように輝かしくはためきました。縦割り開催となった新生・体育祭の新たなシンボルの前で、記念写真を撮る生徒やご家族の姿が多く見受けられたのが印象的でした。

10月15日(水)、2年生の調理実習がありました。今回はナポリタンとコンソメスープをつくりました。慣れぬ手つきで一生懸命作りました。A組は午後の時間に調理実習だったので、お昼ご飯をあまり食べずに授業に臨みました。空腹は最高の調味料という通り、おいしくできたランチに、最高の調味料を足しておいしくいただきました。それぞれのクラスは各担任の先生にも同じ料理を振る舞いました。先生も「☆三つです!」と、絶賛していました。今後も料理の腕を上げて「女子力向上」の一助としてほしいと思います。(授業担当者談)

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