10月のMEISEIアカデミック・ラボは毎年恒例の企画『十三夜の名月観察会』でした。日本の伝統行事である“十三夜の名月”にあわせ、明星中高が誇る150mm屈折式望遠鏡を用いて月の観察を行って写真2 写真1います。今年の十三夜は10月21日なのですが、日曜日になるために前日の20日に計画をしました。
そもそも“十三夜の名月”とは旧暦の9月13日に見られる月のことで、旧暦の8月15日に見られる「中秋の名月」とあわせて昔から日本各地で行われてきたものです。収穫祭の意味合いをもち、その時期に収穫されたものをお供えし、あわせて月に見立てたお団子を十三夜ということで13個お供えします。こうして、月の神様に感謝をしながら美しい月を眺めて楽しむものが、“十三夜の名月”です。MEISEIアカデミック・ラボで行う『十三夜の名月観察会』でも、学苑内で採れた柿や金柑やススキ、手作りの団子などを準備してお供えし、望遠鏡で観察するだけでなく日本の伝統行事も大切にしています。

・・・しかし!昼まで快晴だった空が夕方になるにつれて雲が増え、開始予定時間1時間前には大雨が降り出しました。当然、月はまったく見られず、観察会は残念ながら中止となってしまいました。天気だけはどうしようもありません(泣)。楽しみにしていた生徒もいたので、また何かの機会に天体観測会を企画しようかと思います。

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