猛暑日が続きますが、武蔵野女子学院の木陰では多少の涼を得られます。
武蔵野女子学院ならではの月替わりの聖語板、8月Versionをお届けします。
「濁世の起悪造罪は 暴風駛雨にことならず
諸仏これらをあはれみて すすめて浄土に帰せしめり」 親鸞聖人
今回の聖語は難しい言葉が多いですが、訳すと次のようになります。
この五濁にみちた世界で、悪行をなし罪を造る人びとのありさまは、
暴風や豪雨のように激しくて定まらない。あらゆる仏は、
この人びとを憐れんで、阿弥陀仏の浄土に生まれるように願えと勧めておられる。
起悪造罪:悪行をなし、罪を作ること。
駛雨:にわかに降る大雨
聖語板は正門・北門両方に設置され、登下校時に必ず目にするものです。
今回は北門に設置されている聖語板です。聖語板を見守られながら生徒たちは登校します。