少人数教育と 個別的な対応を 重視する むさしの学園小学校です。
むさしの学園は、
「イジメがない学校」
と言っていただくことがある、その理由を検討してみました。
まず、
「〇〇がない」から!
というのが大きいと思います。
〇〇とは、何か…
下の写真は、ひかりホールから校舎に入るところのものです。
入ってすぐの部屋は…
表札が見づらいと思いますが、
「職員室」
と書いてあります。
さて、ここまで書かせていただいた上で、
「〇〇がない」
の〇〇を発表します。
それは、
「職員室がない」
ということです。
?
さっきの写真は何?
ごもっともなご指摘です。
これは、禅問答ではありません。
きちんとご説明します。
結論から言うと、写真の「職員室」は、正確には、
「幼稚園職員室」なのです。
新しい校舎・園舎では、
可能な限り、1㎠でも子どもが使う空間にしよう!
ということで設計をしました。
そこで、教職員が使うスペースは最低限にして、幼稚園と小学校で
共用できる設備は共用するために、幼稚園職員室が校舎側に
置かれたということなのです。
むさしの学園小学校では、
教師は、自分の教室に出勤します。
専科の教師も、基本的には、自分の教室に出勤します。
この棚は、恥ずかしながら2年西組にある私が使っているものです。
これは、子どもたちがつかっている棚と同じものです。
つまり、
むさしの学園の教師は、朝から晩まで、
子どもたちが学校にいる限り、
教室で一緒に過ごしています。
ですから、
ひどい「イジメ」になってしまう前に教師が気づく
あるいは、
子どもたちから教師に言いやすい環境になっている
というわけです。
昨日の記事と繰り返しにになりますが、
もちろん、けんかやイジワルをはじめとしたトラブルは
あります。その都度、子どもたち自身はもちろん、親御さんも
不安に思われることだって、あるでしょう。
しかし、その兆候の時点から教師が気づきやすいので、結果的に
「イジメにならずにすんでいる」
→「イジメのない学校」
と言っていただけることにつながっているように思います。
「むさしの学園には職員室がない」
「教師は、登校から下校まで、子どもと過ごす」
このことは、イジメの有無にかかわらず、むさしの学園にとって、
非常に大きなポイントの1つです。
むさしの学園には、「〇〇がない!」が、まだあります。
次回も、このお話を続けさせていただこうと思っています。
※ひかり祭(10月20日)のご案内は、こちら
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※運動会のご報告は、こちら
むさしの学園小学校
042-361-9655