本日は知床を出発して、知床峠の大自然を堪能しながら標津町へ移動しました。
まずは標津サーモン科学館で鮭を初めとする海洋生物の生態を学習し、ドクターフィッシュやチョウザメに指を咥えられる体験などを行いました。また、鮭加工場の見学も併せて行いました。
午後からは、本格的に標津町との交流会。
標津町の方々がご自身の職業について話をして下さり、酪農や漁業、標津の農業にまつわるゲームで交流を楽しみました。
その後は、楽しみにしていたいくら作り体験です。
自分たちが口にしているいくらがどのように加工されてできているのか。
標津町のお母さま方に手ほどきを受けながら、生徒たちは実際に鮭をさばき、筋子を取り出すところから体験でき、鮭の血や内臓に驚く者もおりましたが、最終的には全員がそれぞれのいくらを完成させました。
手際がいいと褒めていただき、いくらを取り出した鮭の身に加えてアラも贈呈してくれるようです。
秋期林間学校で、中学生全員で楽しみたいと思います。
なお、標津町との交流の様子が修学旅行誘致のプロモーションビデオ撮影に使用していただけるということで、この2日間密着で生徒たちが取材されています。
そして、夕飯は標津の番屋でジンギスカンや鮭のチャンチャン焼きを振舞ってもらい、さらに標津伝統のトドワラ太鼓の演奏も披露していただきました。
生徒たちも太鼓を叩かせてもらうなど、交流を深めました。
盛りだくさんの一日となりましたが、このような濃密な体験・経験ができているのも、すべて標津町の方々の全面的なご協力のおかげです。
明日も早朝4時30分より鮭の荷揚げ見学にお邪魔するなど、1日中標津でお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。