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銅賞 工藤 塁さん「三姉妹」

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入選 精進 圭人くん「凛とした横顔〜孔雀〜」

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佳作 吉澤 陽菜さん「天使はいたんだ」

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佳作 渡邊 理央さん「えいっ!」

10月15日(土)に都留高校で行われた「山梨県高等学校文化連盟写真専門部 2016年度秋季審査会」に本校の写真部1・2年生の計8名が参加し、個人では1年生の工藤塁さんが銅賞、2年生で部長の精進圭人くんが入選、1年生の吉澤陽菜さんと渡邊理央さんが佳作を受賞、と4名が入賞し、本校は見事団体4位の賞状ももらってきました。3年生が受験で作品を出品出来ない中、心配もありましたが、写真部は見事1年生の女子がカバーして立派な成績を収めました。

秋の審査会は、この冬に行われる関東大会と来年夏に行われる全国高等学校総合文化祭(=文化部のインターハイ)への代表になる権利を獲得できる最後のチャンスとなるだけに、どこの学校も力作ぞろい。県内の29校の写真部員280名の作品1319点の中から、上位10点(金賞1点・銀賞3点・銅賞6点)とその後に続く10点(入選10点)が選ばれ、11月に行われる山梨県高等学校芸術文化祭(=芸文祭)写真部門に出品の権利を得ました。そして、その貴重な優秀作品の中に、銅賞の工藤さんの作品と入選の精進くんの作品が含まれていたのです! おめでとうございます。2人の作品は11月の芸文祭に送られることとなりました。

春季審査会ですでに3年生の窪田有希くんが芸文祭への出品を決めていますので、今回の2人と合わせて3名、プラス、他の部員の5作品、合計8点が芸文祭への出品となります。関東や全国への切符を獲得出来るでしょうか、楽しみですね。

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さて、今回の審査会の審査は、写真雑誌CAPAの審査員や、写真甲子園の審査に当たっておられる写真家の鶴巻育子先生。1次審査では、参加者一人ひとりを前にして会話を交わしながら、その生徒の作品の中から1枚ずつ1番良い作品を選び出してくれました。2次審査では、参加者全員の1点ずつの作品がテーブルにずらっと並べられ、その中から、鶴巻先生が約80作品を選び出しました。選び出された作品はすべて佳作以上となります。

ここから別室での審査となります。各学校の顧問が見守る中、鶴巻先生は並べられた80点程の作品の中から、入賞作品を慎重に選び出しました。この間、生徒たちは昼食を食べたりリラックスできる時間となり、本校の生徒の中には都留高校の学食を利用してランチを食べた生徒もありました。

さて、入賞者が決定されるとすぐに発表となりました。担当高校の部員のMCで審査発表となり、精進くんの入選、工藤さんの銅賞が発表となりました。そして、本校が団体4位というアナウンスもありました。工藤さんを含む入賞者上位10名は前で表彰され、各作品の寸評が鶴巻先生の方からありました。工藤さんの作品は青森の駅の待合室での写真。妹さん2人を撮影とのことですが、顔は向こう側を見ていて見えません。「この写真の舞台は駅です。駅というのはドラマがある場所ですね。それに写っている2人の顔が見えないところがまた一層気持ちをかき立てられます。工藤さんはこれが自信作だったのか、『どうや』という顔で私を見ました。そう言われてしまうと、はい、という感じで選ばないわけにはいきませんでした(笑)」工藤さんの銅賞はドヤ顔のおかげだったのでしょうか。

「私、ドヤ顔なんてしてませんっ(怒)」と工藤さんは否定していますが、その真偽はともかく、なるほどいい作品ですね。この作品、芸文祭でも入賞が楽しみです。

ちなみに、工藤さんのこの写真、顧問が3千円で購入したドイツ製のかなり古い(1960年代の)フィルムカメラで撮影されたもの。デジカメで撮られたものではないんです。カメラの古めかしさも、写真のいい味を出すのに役立ったのかもしれません(笑)。

なお、精進くんと渡邊さんは春の審査会に続いて2回連続の入賞となりました。11月の芸文祭も良い報告を聞かせていたたければ、と思います。

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