Dec_05_2016
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本日は、11月19日~20日に行われた全国私立高等学校テニス選手県大会関東地区予選会の模様をお伝えします。

この大会は、関東大会の私立版とも呼べる大会で、今大会の上位2チームが、来年1月に兵庫県の神戸市にて行われる全国私立高等学校テニス選手権大会への出場権を手に入れます。なお、本大会は埼玉県の秩父市で行われました。

山梨県からは、男子が駿台甲府高校、女子が、日大明誠高校と駿台甲府高校の連合チームを組み、試合に臨みました。

当日は修学旅行と日程が重なっており本校の2年生が出場することができなかったため、1年生6人が出場しました。

1日目、昼過ぎに秩父に到着したテニス部はさっそくコートを借りて、翌日の大会に向け練習を開始しました。他チームは各都県私立高校の中でトップの高校が集まっています。ですが、明誠高校1年生女子は顧問の平川先生から渡されたテニスノートに「この合宿に向けての意気込み・目標」を事前に書いており、相手チームは関係なくいかに個々のレベルアップを図るかに意識をおいていたので、気負うことはありませんでした。

2日目、試合が始まりました。明誠高校・駿台甲府高校連合チームが戦ったのは、埼玉県の山村学園高校と、埼玉平成高校、それと神奈川県の白鳳女子高校です。どの高校もインターハイ常連校です。シングルス3本、ダブルス2の計5本で戦ったのですが、午前のリーグ戦では1勝すら勝ち取ることができず、分かってはいたもののメンバーはレベルの違いを見せつけられさすがに意気消沈した姿も見せていました。

午後は、他リーグの4位のチームとの7位・8位決定戦です。シングル2で出場した高野さんは、初めこそ相手の強力なストロークに圧倒されていましたが後半はその球にも慣れ、2ゲームを取ることができました。ダブルス1で出た上木さん・塚越さんペアは新人総体でもペアを組んだことのあるペアです。2人とも中学校までは軟式テニス部に所属しており、まだ硬式のボールに慣れてないとはいえ、それでも善戦してくれました。圧巻は、シングル1で出た小塚さんです。小塚さんは夏の1年生大会で第3位、秋の新人総体でも活躍した実力者です。日が暮れかかる秩父のコートで小塚さんは奮闘し、最終的に4ゲームまで取りましたが、惜しくも負けてしまいました。

本大会に参加した感想を岡部さん、高橋さんに聞きました。岡部さん「まず、1番の感想はとても楽しかったです。負けたのは悔しい部分もあったけど、強い人と試合が出来て本当にいい経験になりました。試合をする中で、目標としていた1ゲームを取ることもできたし、練習ではうまくいかなかったフォアハンドが思い切り打てたりボールに追いつこうと精一杯走りぬくことができ、達成感もありました。まだまだできていない部分もたくさんあるので、来年の総体に向けて日々の練習を全力で頑張りたいです」 高橋さん「今回の関東私学大会では、たくさんの試合経験を積ませてもらうことができました。私は、試合のとき結構緊張するのですが、今回たくさん試合をやったことで慣れてきました。緊張しないのもあまり良いことではないですが、緊張のあまり自分の力を出し切れないことの方が良いことではないと思います。そのため、私は次の試合からはほど良い緊張感のもと、自分の力を出し切れるように日々の練習を頑張っていきます。」

結果は残すことができませんでしたが、メンバー1人ひとりにとって充実した大会になったようです。これからも頑張れ、明誠高校硬式テニス部!

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