Feb_19_2017
Feb_5_2017

もう1週間経ってしまいましたが、本校写真部が2月12日(日)に駿台甲府高校で行われた冬季審査会に臨みました。そして1年生の清野美乃莉さんと2年生で部長の精進圭人くんが入賞しました。

今回の審査会の参加校は31校で、各校の参加写真部員246名が合計1212作品の写真を審査してもらいました。審査員は山梨日日新聞のカメラマンで、地下鉄サリン事件で麻原彰晃容疑者の逮捕時の写真を唯一撮影した靏田圭吾さん。昨年に続き、冬季審査会の審査をしていただきました。

審査会に先だって山梨県の写真部に所属する3年生の中で、3年間にわたって審査会や写真展で優秀な成績を収めた8名が表彰されました。本校からは先日関東大会で優秀賞を収めた窪田有希くんは「山梨県写真団体連絡協議会会長賞」を受賞し、窪田くんに代わって部長の精進くんが賞状を受け取りました。

その後はさっそく審査会となり、審査員の靏田さんが246名の写真をひとりずつ見て、本人と話をしながら1作品を選びます。ここまでが1次審査。次に2次審査として、選ばれた246作品がテーブルの上に並べられ、その中から今回は69の入賞作品が選ばれました。本校からは部長の精進圭人くんの「幻想〜光る海洋生物〜」と1年生清野美乃莉さんの「疾走」が選ばれました。

さて、ここからが最終審査です。別室に69作品が並べられ、各校の写真部顧問が固唾を呑んで見守る中で、審査員の靏田さんが迷いながらも金賞(1作品)・銀賞(3作品)・銅賞(6作品)・入選(10作品)の計20作品を決定しました。清野美乃莉さんの「疾走」は入選となりました。そして、この20作品が関東大会や全国大会につながる山梨県高等学校芸術文化祭写真展に出品されることが決まりました。

清野さんの作品は、審査会の2日前、激しく雪が降って部活などをしていて校内に残っていた生徒たちが、放課後早く帰宅を命じられた日に、雪の中走っていたサッカー部の生徒の後ろ姿を捉えたもので、セピア風に仕上げた写真でした。この色合いが審査員の目に留まって入選となったようです。

入賞作品が決定された後、生徒たちが待つ審査会場で、上位10作品の表彰と審査員の講評が行われ、審査会は終了しました。後ほど配られた成績一覧によると、本校は学校対抗の順位は11位でした。

今回の審査会で年度内の高文連写真専門部主催の審査会は終了となり、新入生を迎えた後の春季審査会が次の大会となります。女子部員が加入し、審査会毎に入賞作品を出せるほどに力もついてきています。来年度も是非頑張って欲しいですね。

では、入賞作品をご紹介します。

Feb_19_2017
入選 清野美乃莉「疾走」

Feb_19_2017
佳作 精進 圭人「幻想〜光る海洋生物〜」

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