May_25_2017

本日は中間テスト最終日でした。生徒は1点でも多く取るために、最後まで集中して試験に取り組んでいました。

テストが全て終わった後、本日は防災訓練を行いました。お昼前後には雨が降っていたので集合場所はグラウンドではなく体育館になりました。

各クラスでホームルームが行われている中、警戒を知らせるチャイム音の後に、緊急地震速報が鳴りました。3.11の記憶は生徒にも強く刻まれているようでチャイム音が鳴った瞬間、生徒の顔にも緊張の色が見えました。

体育館に集合した後、生活指導部主任の辺見先生からお話がありました。「今回は、『自分の身は自分で守る』ということを目的にやりました。大半の生徒が真剣に取り組めていて良かったと思います。今後も避難訓練を行います。抜き打ちでやりますので、訓練の時間になったら各生徒とも適切な行動を取れると良いと思います」とおっしゃっていました。その後、高木先生より、3.11の体験談をお話してもらいました。「地震が来たとき全く立っていられませんでした。命からがら避難をしました。いざというときのために、避難訓練をしっかり行うことが重要です。生徒の安否の確認を迅速に行うためにも、『出席番号順に並ぶ』ということを常に意識しておくことが必要です」とおっしゃっていました。高木先生の壮絶な体験談を、生徒はじっと聞いていました。

最後に校長先生からの講評がありました。「地震はいつくるかわからないので、万全な対応を取れるよう本日のような避難行動をすぐに取れるようにしてほしい」といったお話をされていました。

クラスに戻った後、生徒は担任の先生から非常時持ち出し袋と緊急対応備品一覧の説明を受けました。非常時持ち出し袋は全校生徒分が防災備蓄倉庫に保管されています。非常にはそのままひとりずつ背負って避難することができるものです。ペットボトルの水や乾パン、簡易携帯トイレや絆創膏などが入っていました。また緊急対応備品として担架や消火器、AEDが校内のどこに保管されているかを確認しました。この一覧は教室内に掲示しておきますので、時間があるときに再度見てほしいと思います。

備えあれば憂いなし。地震がきても今日の訓練の結果を活かし、適切に行動をとってほしいと思います。

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