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海外語学研修3日目の朝。起きてきた生徒の中には、昨日までの疲れが抜けきらないのと興奮で寝られなかったのか、朝が辛そうな様子の生徒もいました。朝食はバイキング形式で思い思いの食事をとって食べました。その後、荷物をまとめて語学研修を行うRosehill Collegeへバスで向かいました。昨日とは違い、快晴。天気が良くて気持ちよいですが、少し寒いです。こちらの冬は雨が降ると暖かく、晴れると寒いんだそうです。バス内では、ガイドの方のホームステイ体験を聞き、NZではお湯を電気で湧かして溜めたのを使うので、ホームステイ先でお湯を無駄に使わないということなどを知りました。そして、いよいよRosehill Collegeに到着しました。

到着するとコーディネーターのYokoさんと鈴木さん(本校ではSuzukixで知られています)、担当のGeorge先生が出迎えてくれました。生徒は荷物を預けた後に、英語の勉強をする教室に行って、鈴木さんから説明を聞いてから、歓迎式であるポフィリに臨みました。

この歓迎式はマオリ式のもので、モエモエアというマラエ(集会場)で行います。会場に入る前にきちんと列を作って、合図と共に入場。マオリ語の歌が聞こえ、会場に入ると踊り(ハカ)で出迎えてくれました。そして、マオリ担当の先生のマオリ語、英語の挨拶があり、先生と生徒によるマオリ語の歌も披露されました。その後、こちらからも参加者を代表して2年・藤原くんが「キア オラ」とマオリ語で「こんにちは」という言葉から英語で挨拶をし、参加者全員で挨拶後、校歌を歌いました。今回は台湾の留学生たちも参加していましたが、彼らに負けないくらいの声を皆出して歌っていました。最後はマオリ式の挨拶で締めくくりました。マオリ式の挨拶は鼻と鼻をくっつけるホンギという挨拶で交わしました。慣れない挨拶の仕方に、恥ずかしそうに挨拶する生徒もいました。

式の後は英語学習の教室に戻り、Yokoさんからホームステイでの心構えや注意事項、施設の説明をしてもらった後、施設見学を行いました。教室に戻るとMeal Breakという30分の休憩時間があり、マフィンとジュースを食べた後、最初の英語の授業になります。今年度、英語の授業を担当してくれるのはGeorge先生。本校の語学研修は何度も担当しているベテラン先生です。今日はホストファミリーと初対面という事で自己紹介の練習を行いました。20名の生徒を5グループに分けて、模造紙にそれぞれの家族構成をイラストで記入し、完成後にプレゼンを英語で行うというアクティブな要素を取り入れての授業となりました。まだまだ英語になれていないので、生徒は緊張しながらの授業でした。

授業終了後、会場を移してスクールバディ(語学研修中に参加者と行動を共にするRosehill Collegeの生徒)との対面です。お互い簡単な自己紹介を行なった後、バディと一緒にバディの授業を受けに行きました。こちらの授業時間は1コマが55分と日本より長め、ブザー音のようなチャイムで始まり、終わります。授業を終えてきた生徒に感想を聞くと、「同じ学年の数学を受けたけど、高度すぎて理解が難しかった。」「生物の遺伝子の授業でした。」などの声がありました。授業はバディが興味を持ち選択した授業を一緒に受けますので、ちょっと興味があわないということもあったようです。しかし、英語で受ける授業は参加者にとって新鮮だったようです。授業の後、用意してくれていたホットドッグの昼食を食べつつ、生徒は授業の様子などの情報を交換していました。

生徒も徐々に慣れてきたのか、昼休みの時間は、Rosehill Collegeの生徒とバスケットボールやサッカーをしながら交流を深めている生徒たちもいて、たくましさを感じる光景でした。

昼食を取った後の午後も、バディと一緒の授業を受けました。授業を終わって戻ってくると、バディと談笑しながら戻ってくる生徒もいて、早速良い関係を築いているのが見て取れました。

授業が終わって、いよいよホストファミリーと対面です。ホストファミリーとの対面は一斉にではなく、1家族ずつ迎えに来た家庭から行いました。待ってる間、生徒達はどんな人なのか緊張した面持ちで待っていました。そしてホストファミリーとの対面。会った時も緊張した様子ですが、迎えに来てくれたことにほっとして笑顔がこぼれる生徒がほとんどでした。ホストファミリーもホームステイを受け入れるのを楽しみにしており、笑顔で生徒を迎えていました。

本日からホームステイが本格的に始まりました。これから参加者がどのような体験をしていくのか、楽しみですね。このホームステイで成長してくれることを期待しています。頑張れ、海外語学研修参加者!

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