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「文化部のインターハイ」と呼ばれる全国総合文化祭がこの8月上旬に長野県を舞台に開かれました。本校からは写真部の清野美乃莉さん(3年生)が安曇野市で開催された写真部門の作品展に山梨県の代表として出品しました。

台風13号が関東に向かって不気味に北上している8月8日(水)、写真部門の開会式が開催されました。山梨代表としては本校が一番遠いので朝から特急あずさに乗って現地に向かいました。開会式の前に、全国の高校生の作品写真を見るために、山梨県から参加した5名の生徒たち(韮崎工業・北杜・山梨学院・白根・本校)が、会場の豊科近代美術館集まりました。台風の影響はなく、安曇野市はとても暑い気候でした。

山梨の作品5点は2017年2月の冬季審査会、6月の春季審査会、10月の秋季審査会からそれぞれ上位20作品ずつ、および、11月の山梨県高等学校芸術文化祭に出店された各校5点の作品、それらすべての中から選ばれた「芸術文化祭賞3点+優秀賞上位2点」が2018年の全国高等学校総合文化祭の出品となりました。いわば2017年中に山梨県の高校の写真部の生徒が撮影したすべての写真のベスト5が出品されたというわけです。

美術館では山梨の作品は1ヶ所にまとまって展示されていたので、自分の撮影した作品の下に作者の生徒たちが来て写真を撮影したり、引率教員を含めた集合写真を撮影したりしていましたが、ちょうど山梨県の教育委員会から市川教育長と山梨県高等学校文化連盟の役員の人たちが美術館を訪れました。清野さんをふくめ山梨の参加生徒たちは緊張して市川教育長からの挨拶を受け、一人ずつ教育長に写真の説明をしました。

全国の生徒たちの作品をゆっくり見ている時間もなく、開会式が行われる豊科公民館に向かいました。そこでは長野県の写真専門部の生徒たちが受付から荷物一時預かり、案内すべてを行ってくれました。大ホールで行われた開会式も生徒たちのMCで進行しました。

開会式の後、生徒たちはスイス村サンモリッツ大ホールで交流会が行われました。県をばらばらにしたハンデ交流をしたり、自己紹介をしたり、写真を交換したり楽しい交流が行われました。宿舎は松本市で、交流会の後、山梨の生徒たちは電車で移動して、夕食・就寝となりました。

8月9日(木)は撮影会。前もって3つのコースのうち1つを選んでいたのですが、上高地コースが台風の影響で中止となり、松本市コースに合流。生徒のさんは長野市コースを選択していたので1時間半のバス乗車で長野市に移動。善光寺を中心に、隣接した城山動物園や長野市の市街地の町並みなどの撮影をしました。丸一日の暑い中の撮影会だったのでちょっとバテ気味でした

その後、山梨の生徒たちはみんな松本に集合し、夕食。その後宿舎に戻りました。

8月10日(金)は朝から豊科公民館に集合し、全国展の表彰式と入賞作品の講評がありました。表彰と講評があったのは最優秀賞3点、優秀賞7点、奨励賞20点。山梨からは白根高校の志村さんが奨励賞にはいりました。おめでとうございます。

写真部の生徒たちの最終目標はこの「全国総文祭」であり「写真甲子園」であり、「全国高校生写真サミット」ですが、清野さんは全国大会出場という素晴らしい目標の1つをかなえました。来年も写真部の中から全国総文祭に参加できる作品が生まれるといいですね。

■参考リンク
第42回全国高等学校総合文化祭(信州総文祭2018)公式ホームページ
写真部門入賞一覧

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