今年度の山梨県の高校生の文化部の祭典「第39回山梨県高等学校芸術文化祭(芸文祭)」は甲府市を中心に県内各地で行われていますが、現在は大詰めを迎えています。本校美術部、書道部、写真部が参加した芸文祭唯一の展示部門「美術・書道・写真合同展」が11月14日(水)から20日(火)まで山梨県立美術館で行われました。

3つの各部門は県立美術館1階の「県民ギャラリー」などのスペースを使ってそれぞれの展示会を行い、たくさんの観覧客が訪れました。期間内の土日はもちろんのこと、最終日の20日は「山梨県民の日」で県内の小中高がお休みの上、県立美術館の入場料が無料となるため、駐車場に来館者の自動車が入り切れないほどたくさんの人が訪れました。

この期間中はちょうど本校2年生の修学旅行と重なり、各部門出品者の2年生は作品だけの参加となりました。

さて、初日の14日(水)は、各部門とも展示の準備を行い、芸術文化祭賞の審査が行われ、午後からはこだま広場野外ステージにて、3部門合同の受賞者発表と表彰式が行われました。各部門の報告をどうぞ。

■美術・工芸部門■

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11月14日、展示3部門展示が県立美術館県民ギャラリーで行われた。美術・工芸部門には美術部2年2名がエントリーしたが、修学旅行期間中のため1年生部員が作品を搬入した。毎年展示が修学旅行と重なるために、2年生は参加できず他校の生徒の作品を観ることができないのが残念だ。美術・工芸部門は、規定で1,2年生のみの出展である。

出展はしなかったが、2年生の作品を搬入した1年生部員2名は、他校の生徒の力作を観て来年度の出展に心を馳せていた。【顧問・小林先生】

■書道部門■

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11月14日から11月20日の間、山梨県立美術館にて芸術文化祭の展示がありました。本校から書道部門に1点の作品を提出しました。残念ながら受賞することはできませんでしたが、受賞した作品は誰の目から見ても「すごい!!」と言いたくなるような筆の運び、太さ、大きさ、バランスでした。これから書道部の部員もそのような作品が書けるように日々、力をつけられるように、練習を重ねたいと思います。【顧問・樋口先生】

■写真部門■

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写真部からは3名が関東大会出場が決定しました!

芸文祭の写真展は、今年行われた3回の審査会の上位各20作品(つまり、この1年間の山梨県高校写真部員が出品したすべての写真の中から優秀作品が計60作品に絞られて出品されました)、さらに、本校も含め県内32校の写真部から最高で各校6作品ずつの新作が展示されました。本校からの出品は、春季審査会で銅賞を獲得した3年生清野さんの作品、同審査会で入選した2年生濵田さんの作品、秋季審査会で入選した2年生佐瀬さんの作品の他、2年生3名(濵田さん、佐瀬さん、渋谷くん)と1年生3名(間宮くん、田坂さん、長嶋くん)の新作が出品されました。

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著名なフォトジャーナリストの佐藤慧さんを審査員に迎え、厳正な審査が行われ、芸文祭の17個しかない賞(芸術文化祭賞3名・優秀賞7名・奨励賞7名)のうち、本校から清野さん・間宮くんの2名が優秀賞を受賞。さらに関東大会出品作品枠25名に本校の濵田さんも入りました。

清野さんは今年第5位という好成績で優秀賞を受賞しました。昨年は、第2位で芸術文化祭賞を受賞して、今年の夏に信州総文祭に参加しました。5位までは全国大会の出場権があるので、清野さんはまた全国大会出場の権利が得られる所だったのですが、全国大会は翌年の夏に行われるため、全国に行ける生徒は1・2年生の受賞者であること、という条件に当てはまらず、卒業前2月に行われる関東大会に進むことが決まりました。3年生の上位受賞がもう1人ありましたので、全国大会には、清野さんとその生徒を省き、全体の7位までの生徒が出場できることになりました。8位だった間宮くんは残念ながらギリギリのところで全国出場を逃し、関東大会出場ということになりました。

いずれにしましても、関東大会3名出場という写真部でもまれに見る成績を収められたのは嬉しいことです。関東大会でもがんばってきて欲しいです。【顧問・西島先生】

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