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本日は先日の続きでケンブリッジ大学ペンブルックカレッジでの語学研修(サマープログラム)の参加者インタビューです。前回は内野さんのサマープログラムでの様子をご紹介しましたが、今回は3年北村君の現地での様子をインタビューを通してご紹介します。

—はい、それでは続きまして、北村君にサマープログラムでの様子を聞かせて下さい。内野さんと重なる日程や人数については割愛するとして、サマープログラムに参加しようと思った動機は何でしょうか?

北村君「高校1年の時にニュージーランド語学研修に行き、そこで異国の人と話をすることの楽しさを感じました。そして、その楽しさを再度味わいたいと思うと同時に、これまで学んできた英語力をイギリスで試したいと考えました。また、高校生活の思い出を作りたいということもありました。」

—なるほど、わかりました。さて、内野さんによると前泊時のオリエンテーションで、学校の特色を話したと言うことですが、どのように本校を紹介したのですか?

北村君「他の付属生がトイレの紹介などをしていたので、私も校舎について話しをしました。山梨の端っこにあり、校舎が比較的歴史があるようです、というようなことを話した記憶があります。」

—比較的校舎が歴史があるとは古いと言うことでしょうかね。

北村君「まあ、そういうことです。」

—次に、オリエンテーションをした翌日、飛行機でイギリスへ向かったようですが、機内ではどう過ごしたのですか?

北村君「日本からイギリスに行くと、時差ぼけがひどいと聞いたので、寝ようと思いました。しかしながら、なぜか興奮をしてしまい、ずっと音楽を聴いて過ごしてしまい、結果として、現地で眠いを思いをしてしまいました。」

—それは語学研修が楽しみで知らずに興奮したのかもしれませんね。イギリスに到着した翌日はケンブリッジ市内をPA(プログラムアシスタント)の方に案内されて見学したようですが、これはどうでしたか?

北村君「自動販売機のコーラが高いと思いました。350mlで1ポンドもしました。当時のレートで1ポンドが180円前後でした。あと、寒いと聞いていましたが、そんなことはなく暖かかったです。市内散策後に希望者でスコーンを食べに行きました。美味しかったです。」

—イギリスはなんだか全体的に物価が高いようですね。スコーンは写真で見ると、確かに美味しそうです。21日も授業はなく、オリエンテーションとTシャツ作りだったんですね。

北村君「Tシャツのデザインを作った後で、夕方にチルゾーンというPA主催のアクティビティに希望者が参加しました。私も参加しましたが、そこでは、色々なお題が出て、それに対応した写真を撮るという活動をしました。このアクティビティの内容は日によって違いました。」

—なかなか面白そうですね。さあ、22日からいよいよ授業だったわけですが、授業は内野さんとは別ということでしたが、授業についてはどうでしたか?

北村君「良く覚えているの授業が、ジェニー先生から日記を書くという課題、もちろん英語で書くという課題が出て、けっこう真面目に書いたのを覚えています。スポーツ大会でケガをして痛いと言うことを書きたかったので、ものすごく色々調べて書きました。担当してくれた先生方の多くが、ゆったり穏やかに話してくれたので、こちらも落ち着いて聞くことができて、良かったです。」

—日本語だと何でもないことも、英語では書くのも難しいわけですね。続いて、サマープログラムの中でとくに印象に残っている事柄を教えて下さい。

北村君「フェアウェルディナーが印象に残っています。ここで一人一人に対して、私たちの担当4人の先生からそれぞれ言葉をいただき、握手をしました。よく覚えているのがスー先生の手が温かく、「あなたはとても頑張って来たわよ、ナイスガイだからこれからも頑張って」と言われ、感動しました。イギリスの人には僕の魅力が分かってくれたんだなぁと思いました。」

—そうですか魅力ですか。食事はどうでした?内野さんは美味しく食べたそうですが。

北村君「美味しくいただきました。ただ、主食の味付けが薄かったです。例えばラザニア、塩気がなく、塩胡椒をかけました。全体的に塩胡椒は手放せませんでした。あと、男子で夜中に味噌汁を飲むというイベントがあり、日本食の美味しさを改めて感じました。しかし、日本には帰りたくないという妙な感覚を覚えたのを記憶しています。」

—なるほど。さて、サマープログラムに参加して得たことを教えて下さい。

北村君「紙の上でやっている英語の勉強と、実際に現地で話しながら学ぶ英語は違うんだと言うことも改めて分かりました。英語で話す楽しさを実感し、自分は話すのが好きなんだと言うことを再認識しました。」

—経験を通じて、自分への理解を深めたようですね。それでは、サマープログラムを通しての全体的な感想などもお願いします。

北村君「研修中、自分が最高学年の3年生だったので、周りが後輩ばかりで、不安だったのですが、すごくみんな良い人たちで、自分は人に始まり人に終わるということを実感しました。このことをノートに書いていたら、これを見た仲間が復唱しだして、会話のネタにされました。また、PAの主催するアクティビティに全部参加しようと試み、それが達成できたのも良かったです。イーリーに行き、お城に行き、階段で上まで上って見た時の景色が非常に素晴らしかったのが心に残っています。その時に買ったベートーベンの指人形が今、内野さんが気に入り、その手元にあります。帰ってきた後も、ケンブリッジに一緒に行った仲間と会ったりしていて、付属校同士の仲間ができたのも収穫でした。あちらでは携帯電話が使えず、仲間との一日が非常に濃く、その分、仲が深まったのだと思います」

—最後になりますが、今後サマープログラム等に参加する生徒へ一言お願いします。

北村君「せっかく行くのですから、2週間でいったい自分はどのようなことをしたいのかという、目標をぜひ考えて行ってみてください。あとは良く笑って、よく食べて、仲間と交流していけば、多くのものが得られると思います。」

—長時間のインタビュー、ありがとうございました。

北村君も内野さん同様に良い経験ができたようです。やはり現地で学ぶ意義は大きいようです。今回のサマープログラムの記事を見て、ケンブリッジ大学での語学研修に興味を見た人はぜひ希望を出してみて下さい。きっと良い勉強、経験ができるはずです。

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