Apr_25_2015
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第67回春季関東地区高校野球山梨県大会に日大明誠高校が満を持して登場しました。今年の春季大会はシードではないものの二回戦からの登場。そして、緊迫した富士河口湖高校との試合を明誠高校が取り、3回戦へとコマを進めました。

やや肌寒い富士北麓公園野球場の第1試合。9時30分から試合が始まりました。明誠高校は先攻。先発は2年生武田航太くん。試合が始まると、早速日大明誠のペースに。1回表は四球と今村くんの2塁打1本を含む4本のヒットによって明誠高校ははやくも3点を獲得。河口湖の投手がペースを掴む前のいきなりの3点でした。2回の表もサードゴロエラーで出塁した9番土屋君が3番大神田くんのレフトオーバー2塁打で一気にホームに駆け込み追加点。2回表で4—0とします。

しかし、強豪校・富士河口湖高校はおとなしくしていません。2回裏には明誠高校の守備の乱れをついてきました。死球で出たランナーが武田くんの1塁けん制球がそれる間に進塁し、続くバッターの安打で1点。ヒット1本で1点を取りました。流れが河口湖高校に行ってしまったのかと思えるほど、3回表は下田くんの安打以外いいところなく終りました。3回裏、富士河口湖高校はセンター前ヒットで出たランナーを犠打で進め、明誠高校のワイルドピッチで3塁。その後のバッターの右中間の3塁打でさらに1点返しました。3回を終って4—2。

4回表には明誠高校ヒットで1塁に出た9番土屋くんが次のバッターのバントで塁が替わり一死。さらに2番河原くんの犠打で2塁に進んだところを、流れを取り戻すような3番大神田くんのヒットが出て、と、ここまで理想的な試合運びとなりましたが、残念ながら結局この1点止まり。4回表を終って5—2となりました。

しかし、4回裏、富士河口湖高校。4番打者からの攻撃。日本の安打と犠打2本で二死2,3塁となり、続く8番打者がレフトオーバーの3塁打を放ち走者2人が生還。さらに続くバッターがセンター前ヒットでさらに1点を獲得。この回3点を取り、5—5とします。すごい試合となりました。5回表には、明誠高校、ライトオーバー3塁打で出塁した小俣くんに続いて、打者が死球、盗塁で一死2,3塁とします。ここで打者、ピッチャー武田くんに代わって、代打小峰くんが登場。きっちり、センターに犠牲フライとなる飛球を上げ、大きな役目を果たしました。明誠高校、6—5としました。ちなみに、投手が3年生内田くんにスイッチした5回裏は、富士河口湖高校三者凡退でした。

グラウンド整備後の6回表、明誠高校は1番からの好打順。さっそく志賀くんが内野安打で出塁、河原くんが送りバント、大神田君が四球を選び一死1,2塁。今村くんの内野ゴロの間にランナーが2,3塁に進み、続く5番小俣くんが四球を選んで二死満塁の大チャンス。しかし、石川君が三振に終わり無得点。得点のチャンスを逃してしまいました。7回表も、四球のランナーを2つの犠打で3塁に送り、さらに四球を選び二死1,3塁と攻め立てましたが、河原くんアウトで無得点。一方河口湖高校も6回、7回と無得点に終っています。

8回表、明誠高校。先頭打者の大神田くんが来とオーバーの大きなホームラン。点数が取れずもやもやしていたチームに救いの手を差し伸べてくれました。8回は2つの四死球でランナーが出塁しましたが、無得点に終っています。その裏、富士河口湖高校の攻撃はいきなり2者連続ヒット、犠打をはさんでその後もヒットが出て一死満塁としましたが、内田くんが後続を断ち無得点に抑えています。明誠高校、7—5としました。

さて、最終回となりました。6—5で明誠高校がかろうじて1点リード。試合の行方はまだわかりません。土屋くんがピッチャーライナーで一死となり、続く志賀くんは死球。河原くん犠牲バントで、明誠高校二死2塁としました。3番はホームランを打っている大神田くん。大歓声が上がり、スタンドはホームランをもう1本と叫んでいましたが、四球で1, 2塁。4番今村くんも四球で満塁となりました。追加点が欲しい明誠高校。5番小俣くんのバットに期待をかけましたが、ファーストゴロに終わり、無得点…。後は、なんとか河口湖高校の攻撃を防がなければ、ということになりました。

9回裏の富士河口湖高校の攻撃。山梨の県立高校はどこの野球部も最後まであきらめない、という姿勢を持っています。富士河口湖高校もそうです。打者が一死からレフトオーバーの2塁打を放つと、続く打者は左中間の安打を放ち、走者が返って1点。これで7—6の1点差となりました。さらにレフト前ヒットでランナー一死1,2塁。続く5番打者が三振のうちに、ランナーがコマを進めて、二死2,3塁とし、続く打者に全てを賭けます。ヒットで1人返れば同点、2人返るとサヨナラ。そんな緊迫した場面でしたが、結局、バッターはピッチャーゴロでアウト。試合終了となりました。

初戦は簡単にはいかないもの。昨年度の夏の選手権大会予選1回戦に続く、富士河口湖高校との因縁の対決をなんとかしのいで勝利を得た日大明誠高校。次の試合は4月29日(祝)9時より山日YBS球場(小瀬スポーツ公園野球場)で甲府商業高校との対戦です。応援よろしくお願いいたします。

■参考リンク
67回春季関東地区高校野球山梨県大会組合せ(山梨高野連公式ページ)

オンライン版学校案内2015
日大明誠高校紹介ビデオ2015
日大明誠高校エデュログ・バックナンバー

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