May_23_2015

昨日、本校が3学期制に戻って初めての定期テスト、第1学期定期考査がはじまりました。(「戻って」と表記したのは平成12年度前後までは3学期制でした。)今日は、その2日目。本日のテストも無事に終了し、とりあえず生徒たちは日曜日の中休みを迎えます。実際は中休みどころではなく、一日中勉強となるのでしょうが…。がんばってください。

さて、今日は心癒やされる話題。本校のシンボル、丸い建物の本館(管理棟)の入口の天井には、この時期になると何カ所かツバメの巣が出来て、賑やかなヒナの声が聞こえると思うと、親ツバメがヒナにエサをあげています。学校側もこの時期は、親ツバメが安心して(?)子育てできるように配慮しています。本館の入口の扉を開けておけば中に涼しい風が入るのですが、ツバメが入ってしまっては大変なので必ず扉を閉めます。そして、一番上の写真にあるように、巣の真下にはツバメのフンが堆積してしまうのですが、新聞紙の入ったトレーを置いて、それを受け止めて掃除しやすいようにもしています。

親ツバメはとても警戒心が強くて、我々が下で眺めているとなかなか巣に近寄ってきません。そんなことで、少しだけ離れたところから望遠レンズを使ってツバメの様子を激写しました。思いっきり口を開けてエサをねだっているヒナはとてもかわいいです。警戒していたからか、親ツバメが巣にいる時間はほんの数秒。それでまた本館前の外に急いで飛んでいき、数分するとまた巣にもどってくる…ということの繰り返し。見ていて飽きないです。できることなら巣の近くに顔を近づけて見てみたいくらいですが、それはできません。残念。

時々、ヒナが地面に落ちてしまい、鳴いているところを教職員が拾って巣に戻すのですが、人間の匂いのついてしまったところには親ツバメは近づきません。落ちてしまうと、ヒナはもうどうにもならないのですね。

テスト勉強のために家路を急ぐ生徒たちも、たまに足を止めてツバメのヒナを眺めています。これからヒナはみるみる大きくなって、飛んでいってしまうのですが、生徒たちもツバメのヒナのように大きくなって巣立っていってくれるのかと思うと感慨深いものがあります。

テスト中の忙しい1日に、ツバメの話題もいいですよね。生徒のみなさんはあと2日、がんばってください。

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