中学3年生(小中9年生)の授業もいよいよ大詰めになってきましたが、社会科では、3年間学んできた歴史の授業を総括する形で、自分たちで時代区分と時代の名称を考えるというテーマの学習を行いました。

この授業は、いわゆる、縄文・弥生・古墳・飛鳥・・・・という教科書に載っている時代区分に縛られず、自分たちで時代区分を新たに考えるというものです。当然正解はありません。

生徒たちは6人ずつのグループに分かれ、これまで本校オリジナルのテキストで遡って学習してきた歴史の学習を踏まえながら、新しい時代区分を考えていきました。そして、最後には、グループごとに自分たちが考えた時代区分を発表してもらい、なぜこのような時代区分にしたのかについて解説してもらいました。

生徒たちは、例えば、飛鳥・奈良時代の頻繁に都が変わった時代は「遷都時代」、鎌倉時代は北条氏が権力を握っていたので「北条時代」、現代の日本文化の源流が多く誕生した室町時代は「文化開花時代」、明治維新直後は「発展途上時代」、近代の戦争が続く時代は「戦争時代」など、様々な視点から日本の歴史を見つめ、新たな時代区分や時代の名称を考えていきました。

この学習を通じて生徒たちは、既成概念に捉われずに、日本史全体を見つめ直していくということができました。普段は疑問にも思わなかったことも、このように考えていくことで新たな発想も生まれ、様々な面白い視点を見ることが出来、教師側も見ていて大変面白い授業になりました。

中学3年生(小中9年生)の社会科でアクティブラーニングンの授業を実施しました

中学3年生(小中9年生)の社会科でアクティブラーニングンの授業を実施しました

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