もとは歴史あるホテルだった建物を改装した Malvern St. James 私立の女子校です。

もとは歴史あるホテルだった建物を改装した Malvern St. James 私立の女子校です。

梅雨らしい天気が続いておりますが、皆様お元気でしょうか。学校はもうすぐ期末考査が始まる関係で、学校のあちらこちらで生徒達が教員を囲んで質問する光景が見られます。定期考査前恒例の景色です。点数は別にして、まじめによく勉強する生徒が多いです。

ところで、今年の試から帰国生入試と国際生入試を導入したのにあわせ、ターム(学期)留学が、従来のオーストラリアの姉妹校だけでなく、ハワイやイギリスにも拡充されました。昨年5月に、ロンドンで帰国生入試の説明会(系列の大妻4中高合同)を行いましたが、その説明会の後にイギリスの留学提携校の下見に行ってきました。今回はその2校を簡単にですが、ご紹介します。

Malvern St. James は、元ホテルだった建物を改築した素敵な校舎の学校です。イギリスらしい緑の広大な敷地が印象的でした。学校近くのご家庭と学校の寮に宿泊して通学します。訪問させていただいた日には、Headmaster(校長先生)のMrs Patricia Woodhouseとも直接お会いしてお話をしました。声楽がご専門で、大変気品のある素敵な女性でした。“Our principal, Ms. Tanibayashi can dance salsa.” とお伝えしたところ、“Lovely!”と、微笑んでくださいました。何人かの先生方ともお話をしましたが、私が持参した本校のポスターとパンフに興味を持ち、皆さん大変気に入ってくれました。

Westonbirt は全寮制の私立女子校です。後ろにあるのが学生寮です。

Westonbirt は全寮制の私立女子校です。後ろにあるのが学生寮です。

もう1校のWestonbirt School は、元大富豪のお屋敷を改装してスタートしたもので、宮殿のようなメインビルディングが寮となっている全寮制(Boarding School)の学校です。6~7人で一部屋に入ります。全校で200名規模の学校なので、見学させていただいた授業も4~6名のクラスサイズでした。Headmasterがあいにくご不在で、Deputy Head(教頭先生),Mr. Mark Gluningと直接お会いしてお話をしました。昼食も一緒にとってくださいました。大変お忙しそうで、とても早口にお話になるので苦労しましたが、この頃にはだいぶイギリス英語に慣れ始めていたので、“Pardon?”の連発だけは回避できました。

両校とも、在籍生徒の25%が、世界から集まるインターナショナル生です。受け入れプログラムも両校で長年に渡って世界中の学校と行われており、世界からこの環境を求めて、留学生が来ているそうです。ただ、このような体験をしている日本人高校生は全国で見ても希少と思われます。大妻多摩のターム留学プログラムの価値は、ここにあると感じました。今回は、イギリスの提携校を特集しましたが、ハワイの提携校、Sacred Hearts Academy も同様です。関心のある方は、ぜひ本校の説明会等においで下さい。また、ご質問等ありましたら、お気軽にお尋ね下さい。次の説明会は7月31日(日)10:00~の「帰国生入試・国際生入試説明会」ですが、事前にお電話を頂ければ随時見学をお受けいたしております。

6月も残りわずかとなりました、疲れの出る頃ですが、どうぞ皆様お元気で。また説明会でお会いしましょう。ごきげんよう。

 

≪2017年入試の変更点≫

未来型入試の「プレゼンテーション入試」と「合科型試験」を開始

国際化と女性の社会進出が求められる現状をふまえ、大妻教育も「世界を視野に活躍できる女性の育成」という新たな要素を取り込み、「21世紀型の良妻賢母の教育」として時代に合わせた進化をめざしています。大妻多摩では「より多様な背景を持った生徒が集う、さらに活力と可能性のある学校創りを目的に、入試も国際化、多様化させ、「帰国生入試」と「国際生入試」を始めました。

本年度は、“「ごきげんよう」を世界に”をスローガンに、グローバル化をはじめ新しい時代に対応するさまざまな改革をさらに進めてまいります。それに合わせて、考える力、創造力、表現力など、より多角的な視点で受験生の力をはかる目的で、「プレゼンテーション入試」と「合科型試験」という新たなコンセプトで入試を改革し、より多様な受験生に集まってもらいたいと思います

 

11月27日(日) 帰国生入試日本語作文(50分)・計算力確認試験(20分)・面接(受験生のみ10分 英語か日本語)

 

2月1日(水)

第1回入試と国際生入試 で合わせて50名

午後入試 国算2科 20名

2月2日(木)

第2回入試 国算社理(320点) 一般生を対象

プレゼンテーション入試(300点) 帰国生と国際生を対象  合わせて50名

・国算2科(50分各100点の200点)

・プレゼンテーション試験[10分100点](プレゼン5分50点+質疑5分50点)

プレゼンテーションは「日本語か英語を選択」とします。質疑は日本語で行います

★プレゼンテーション試験については、12月20日にホームページで課題を事前に公表するので、5分以内の発表の準備(日本語または英語を選択)をしてきてください。発表では図や写真に限り使用可とします。発表後、5分程度の質疑(日本語)を行います

2月4日(土)

第3回試験 20名

試験科目型の選択制を導入

・4科型:国算社理(320点)

合科型:300点

合科型試験[理社](60分100点)+算(50分100点)+作文(60分100点)

 

【よくある質問にお答えします】

入試の朝

入試の朝

○新入試の2月2日「プレゼンテーション入試」は、対象が帰国生と国際生です。一般の受験

生が受験することはできません。また、2月4日「合科型試験」は、従来の4科型試験との

選択制です。

従って、これまで4科の勉強を頑張ってきた受験生が受験できなかったり、不利になる入試

とはなりません

今年の「国際生入試」は、6名が出願し4名が合格でしたプレゼンテーション入試に

ついてもこの位の数になると予想されます。また、合科型試験についても、2月3日に公立

の中高一貫校を受験された方には受験しやすいでしょうが、こちらも4科型を選択される

受験生より多いとは思えませんので、合格者の半分以上は4科型の受験生になると予想しております

〇プレゼンテーション試験と合科型試験、いずれも7月下旬にはホームページでサンプル問題を公表します。

 

大妻多摩中学校ホームページ:http://www.otsuma-tama.ed.jp

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