卒業式、6年間の思い出を胸に羽ばたく門出

卒業式、6年間の思い出を胸に羽ばたく門出

3月17日(金)は卒業式でした。お天気にも恵まれ、いい式をして送り出すことができたことに感謝です。大妻は100年を超える伝統校らしく、大変立派な式ができる学校です。おそらく生徒たちもそのことを誇りに思っていると思います。お辞儀の仕方、座り方、手の置き方など細かいことを中学入学の頃から折に触れて話しているので、高校の卒業式は、本当に格調ある美しい式となります。在校生からも、高校3年生のためにいい式をしてあげたいという気持ちが伝わってきます。ふと、今このような卒業式をできる学校がどれくらいあるのだろうかと想像してしまいました。日本ではこのような儀式を、堅苦しいとか権威主義とかいう言葉で全部まとめてしまい、時代遅れのレッテルをはる向きもありますが、海外の卒業式はもっと昔風の儀式を堂々とやります。彼らはそのような古い儀式を保てていることに伝統校としてのプライドを持っているようで、タイムスリップしたかのような錯覚を覚えるほどに感動的なのです。大妻は伝統校なのですから、そのアイデンティティを捨てる必要はありません。昔ながらの伝統的な卒業式で胸を張って送り出してあげたいです。

もうすぐキャンパスは桜の季節を迎えます

もうすぐキャンパスは桜の季節を迎えます

その卒業式のクライマックスは、何といっても卒業生代表による「答辞」であると思います。日頃は照れくさくて言えないけれど常に心の中に持っている「感謝の気持ち、ことば」には、思わず涙を誘われてしまいます。何度も何度も経験しているはずなのに、言葉の重みというよりも、6年間の成長の重みが輝く言葉となって出てきて心の琴線に触れるのでしょう。

思い出に残るかつての「答辞」の中には、次のような一言もありました。

「私たちの進む道はこれから分かれるけれど、戻ってくる場所は同じです。」

そうなのです。卒業式は人生の大切な節目でありますが、それは新たな生活の始まりであり、これまでの生活が消えるわけではありませんし、もう会えないわけでもないのです。いつの日か、さらに逞しく立派になった彼女たちに再会できる楽しみができた日なのです。卒業生といつかまた再会ができることを楽しみにしたいと思うとともに、残された在校生、そして新たに入ってくる新入生と、4月からまた新しい人間関係を築いていきたいと思いました。卒業生のみなさん、おめでとう!

ところで、来年度1学期の説明会・イベントの日程が下記のように確定しましたので、スケジュールを調整していただき新緑の美しい1学期の大妻多摩を見においで下さい。来年度の資料と最終の大学進路実績も4月にはそろいます。多くの受験生のご来校をお待ちしております。

 

《新年度第1学期の説明会、イベント、公開行事の予定》

入試相談会 5月11日(木)10:00~12:00頃予定 ※要予約

○平成29年度最初の説明会です。対象は4年生~6年生。内容は、教育方針、今春の進路報告、大妻多摩イノベーション 2つのプロジェクト、来年度入試に向けてです。授業・施設見学もできます。

体 育 祭    6月3日(土) 9:30~16:00頃予定

※予約不要 入試相談ブース設置、個別相談できます。

・新緑がまぶしい オープンスクール 6月10日(土)10:00~14:30頃予定

※5月中旬より本校HPから要予約、要上履き

○楽しい体験講座、学校説明会、施設見学、部活動見学、個別相談可

 

大妻多摩中学校ホームページ:http://www.otsuma-tama.ed.jp

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