サイエンスワークショップに参加する生徒と先生とで、京都から来る生徒を案内するための下見としてロンドンに行ってきた。
そしてこの日の、なによりの思い出になったのは、リンネ学会に行ったことだと思う。数百年前のリンネ直筆の本、実際にリンネが使用していた標本、見たもの全てに皆が感嘆の声をあげていた。『温故知新』と言葉があるように、現在の研究でもリンネの残したモノは役立っている。自分はそれを見ているとき、なんてすごいものを見ているのだろうと、そしてこんな体験をしていることを誇らしく思った。正直、生物学にあまり関心の無かった自分だが、これからの生物に対しての価値観が変わったように思える一日だった。

(高等部2年生 男子)

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