「うーん。なんか立教の味と違う。」

私は、この春に今までイギリスで食べたことがあっても日本ではあまり食べたことのない、いろいろな料理を作ってみたり、食べてみたりしていました。料理をあまりしない私がなぜこんなことをしていたのかというと理由があるのです。なぜかというと、ホームステイ先で食べたラザニアの味と立教で食べたラザニアの味が全然違っていたからです。今年の春休みに初めてホームステイをしました。それまでイギリスの料理イコール立教の食事でした。なのでホームステイ先の料理を食べたとき、少し驚きました。おいしかったのですが、いつもの味とこれほど違いがあるのかと驚きました。そこで私は、日本に帰った時にイギリスで食べたいろいろなものを作ったり食べたりしたのでした。

日本に帰って一番最初に作ったのは、アップルクランブルです。アップルクランブルといえばザ・立教食の、毎週木曜日のデザートとして出る、イギリスの伝統的なスイーツです。作ってみてわかったのですが、立教のようにきれいに表面を黄金色にすることができず、黄金色にするとリンゴが焦げてしまうという結果になりました。味もなんだか違う。でもおいしかったです。そのあともいろいろ作って食べてみました。キッシュ、ラザニアなどなど。しかし、全て立教の味とは違い、立教の方がおいしかったです。同じクラスの友達も「立教のラザニアは立教でしか食べられない味でおいしい!!」と言っていました。

いつものように過ごしていたらわからなかったことも発見することができました。これから3年間、食べて味を覚えて、日本で作れるぐらいになりたいです。キッチンスタッフの皆さん、いつも直接言うことができなくてごめんなさい。毎日おいしい食事をありがとうございます。

(高等部1年生 女子)

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