1学期のアウティング、高等部1年生はUCLロンドン大学と大英博物館を訪ねました。
前日は一日中雨でしたが、この日は快晴。風がすこし肌寒くありましたが、天候に恵まれたと言えます。
立教に入学して初めてのロンドン外出とあり、生徒たちはハイテンション。寮では、朝起きてすぐに準備を済ませてしまったため、朝食をしらせる鐘を手持ちぶさたに待っている生徒もいたようです。

ロンドン中心まで2時間のバス移動のあと、最初に訪れたのはUCL。立教英国学院が進学のための提携を結んだ大学です。待っていてくださったのは日本人の大沼教授。
「UCLって聞いたこと無いよね。実は東大よりもすごい大学なんだよ」
「過去には伊藤博文や小泉純一郎が留学していて、最先端の研究ができるんだよ」
UCLの紹介を、生徒たちにわかりやすく丁寧にしてくださいました。同じ日本人として、イギリスで活躍する大沼教授の話を聞いて、生徒達も興味津々。これから先、日本の大学だけにとらわれずに、広い視野をもって進路を考えてくれそうだ、そう思える生徒達の姿勢でした。

昼食後は大英博物館。世界有数の博物館で、無料で入館できます。その一番の目玉である「ロゼッタストーン」。世界史の先生の解説を聞きながらメモをとった後は、自由に見学。展示物の多さに圧倒され、最後は疲れた様子でしたが、人類の過去を知りたい、謎を解き明かしたいという人間の「知的探求心」が大英博物館をここまで発展させてきたことを肌で感じ、これからの勉強によい刺激を受けてくれたと思います。

その後は班行動、夕食。この時ばかりは好きなものを食べられるとあって、中学から在籍していた生徒を中心に念入りに計画を立ててきたようです。中華、和食、ファストフードなど、自由に満喫していました。
初めてのロンドン外出でしたが、大きなトラブルもなく楽しむことができました。2学期のアウティングでは、今回の経験を生かしてさらに積極的に行動してくれそうです。

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