「おせちって、どんな意味があるのかな。」
おせちを食べていて、ふと思ったことを家族に聞いてみた。家族は首をかしげて、
「そういえば、伝統的な食べ物なのに意味を考えたことがなかったね。」
と言いました。食事を終えてから、みんなでおせちのことを調べてみると、たくさんの意味や由来があってびっくりしました。

おせち料理は、お正月に食べるお祝いの料理で、「めでたさを重ねる」という意味があり重箱に詰められます。数の子は、卵の数が多いため「子孫繁栄」を願うため。田作りという片口イワシは、昔、このイワシを農作物の肥料として使った田畑が豊作になったことから「五穀豊穣」を願います。甘くておいしい伊達巻は、巻物に似ているため、知識が増えるように。昆布巻きは、「よろこぶ」に通じるとして縁起が良いとされています。

この他にもたくさんの意味やルールがありました。私は、今まで日本の文化や習慣について深く考えず、過ごしてきました。イギリスにある立教に通うようになり、イギリス人と交流するチャンスが多くありましたが、日本人はおりがみや書道、茶道がみんなでき、知っているものと思われているように感じました。私は、鶴も折れないし、書き初めも今年初めてやりました。
私は、立教でイギリスの文化や習慣を学ぶことが大切だと思っていました。そのためには、まず自分の国、日本の文化などを見直し、わかるようにしていきたいです。そして、イギリス人と交流する時に日本文化を発信できるようにしていきたいです。

ページ
TOP