37名の新入生を迎えて始まった1学期も早7週間が過ぎました。その間、球技大会・Janapnese Eveningなど様々なイベントがありましたが、期末試験を3週間後に控え、ここで一休み。昨日から1週間のハーフタームが始まりました。

この期間は学校はお休み。児童生徒達は土曜日の昼食後から、コーチやタクシーで飛行場に向かったり、保護者の方が車で迎えに来てくださったり、ホームステイ先の方がご家族でピックアップに来てくれたり… 久し振りにポカポカ陽気となったこの日、キャンパスは沢山の人たちが訪れてとても賑やかな午後となりました。

立教生活にもすっかり慣れた新入生達は基本的に全員自宅に帰ります。意識しないうちに溜まった疲れを癒し、密度の濃かった1カ月以上の立教生活の報告を保護者の方々にするいい機会でもあります。久しぶりに家に帰ると立教での生活が夢のように思えてくるかも知れませんが、帰寮後はまもなく期末テスト、心身ともにしっかり休養をとっておきましょう。

またこのハーフタームには70名を超える児童生徒達が、イギリス人家庭にホームステイをします。数日前から食事の席ではこの話題で持ちきりでした。前にホームステイをした友達から情報を聞いたり、ステイ先の家族の方との思い出話で盛り上がったり、テニスコートがあるとかプールがあるとか家の構造まで事細かに話していた子供達もいました。一緒にバーベキューをしたこと、パーティーがあってステイ先の親戚の方々ともお話が出来たこと、偶然誕生日だった生徒がステイ先の家族にお祝いをしてもらったこと…etc 英語が通じるのかどうかの不安の声もありましたが、まさに「本物のイギリス」を実体験できる貴重な1週間、日々しっかりと過ごしてきて欲しいものです。

最後の生徒達を乗せたタクシーが出ていくと、キャンパスは数時間前のあの賑わいが嘘のようにひっそりと静まり返ってしまいました。リス達が芝の上を行き来し、鳥達が木立の中でさえずり、暮れなずむ夕空も心なしか寂しそうでした。子供達がそれぞれの思い出を胸に元気に戻ってくるのを待っています。

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