この2年間を振り返ると、思うことはいろいろある。
来たばかりの時はホームシックで、または日本の勉強についていけなくて辛い思いをいっぱいした。しかし、そんなのはその学期を終えたら消え去った。毎日の、疲れ果てるような、時間が決められた生活をやめたい、逃げ出したい、やっぱり家に帰りたい…。今まで何度そう思っただろうか。
今学期はじめも、正直「あ〜。最後の学期か〜。立教が終わっちゃうのか〜。」というよりも、「早く終わって欲しい。」という気持ちの方が強かった。この学校は普通の学校ではない。ルールが何重にも積み重なっていて、私たち生徒の生活は限りなく制限されている。それが当たり前ではないことを私よりも家族や親戚の方が理解していて、よく「すごいね〜。イギリスに1人で行くなんて。強いね。」と言われるのは、まんざらでもなかったのかもしれない。
私だけが強いわけではない。立教の生徒はみんな強い。みんながお互いに助け合い、励ましあいながら共同生活をしている。本当に、みんながいたからこそ私はここまでやってこれた。仲間の大切さをここで知ったからこそ、私はこれからの人間関係、人との出会いを大切にしていこうと思う。私は、立教英国学院に転入して本当に良かったと思う。このような素晴らしい経験をさせてくれた学校と先生方には、感謝の思いしかない。ここから巣立つことをとても誇りに思う。今までお世話になった先生方、本当にありがとうございました。さようなら。元気でね立教!

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