進路指導の難しさと大切さ
進路選択は成人にとっても永遠の課題(8)
私自身は、都合で、高校卒業と同時に、
中学校の代用教員になった。
英語教師だったの だが、四年間を教師と
して過ごした。日大の通信教育を受け、
正教員の資格を取る道もあったのだが、
結局私は「四浪」の後、大学に進学した。
仲間達が大学院に入学する年に私は
大学一年生になったのである。
はて、それで良かったのかと自問してみると
私は矢張り大学に進んで良かったと思う 。
大学はそれほど素晴らしいところではないが、
それを経過せずに働き続けていることは、
私を今よりもさらに小さな人間として閉じこめて
しまったのではないかと思うのである。
今も後悔の思いを抱いていたのではないだろうか。
その9につづく…