日本語の深さについて(4)

「心の端を 一言に」というのは勿論 「思いのたけを
一言にまとめて伝 えたい」という意味なのだが、
私はこれに「人ごとに 、つまり、ひとりひと 」 りに
という意味が込められていると思うのである

「幸くとばかり 歌うなり」

何と素晴らしい言葉だろうか。 別れといえば
「蛍の光」と「世の相場」は決まっている。書店や
デパートなどでも、閉店間際になればこの曲を流す。

「蛍の光」が流れ始めると、人々は買い物を少し
急いで、閉店の最終時間に遅れたり、店に迷惑を
かけたりしないように心がけるのである。

美しい心遣いと言う べきだろう。

 

その5に続く…

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