10月7日(土)は、全校授業参観でした。

参観中も参観後も、多数の保護者の方に立ち寄っていただきました。参観後、小さな妹や弟も一緒に、家族全員で帰っていく生徒の姿も見られました。

これは、聖学院の図書館は、すべての学校関係者に常に開放されているからです。

保護者は、生徒とは別に自分のカードを作成して、本を借りることができます。保護者向けの利用案内も作成し、保護者向けの本のコーナーも設置しています。また、新入学の中1の学年通信で、図書館で待ち合わせをすることを、呼び掛けています。図書館で待ち合わせをすれば、生徒は強制的に図書館に立ち寄ることになり、本を読んだり勉強をしたりしながら、保護者を待つことになります。保護者が待つことになっても、新聞や雑誌、お弁当の本も置いてあるので、待ち時間に苦痛はないでしょう。思春期の息子と一緒に、てくてく歩いて、部活や友達のこと、先生のことなどを話しながら帰ってほしいという願いもあります。

これらはサービスの一環でもありますが、それ以上に、家族で読書をする環境を育ててほしいというメッセージでもあります。

そして何より、大人が学び続ける姿を見せることが、生徒への教育でもあるのです。

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