強制読書

11月2日・3日の記念祭(文化祭)が終わり、平常授業に戻っています。中学1年生の国語の授業では、図書館を使って、『強制読書』の授業を行いました。強制読書…ちょっと厳しい響きですが、本当は楽しい授業です。生徒たちは、まず、本が三冊入った袋を受け取ります。袋の中には、社会・科学・小説の3つの分野から1冊ずつ、計3冊の本が入っています。袋は福袋形式、中身を見ることはできず、くじ引きで手渡すので選ぶこともできません。開けてからのお楽しみ、「君が本をさがすのではなく、本が君を呼んでいるのよ」と声をかけて手渡しました。

 

 

袋を開けて、本の情報をノートに書きとったら、あとは読書タイムです。 読み終わった後は、本を紹介するPOPを描きました。小さなスペースに凝縮して表現することは、意外と難しいものです。なぜ、強制読書なのか?

自分の好きなものだけ読むと、どうしても偏りが生まれます。多感な10代に読んでおくべき良質の書があります。それを、授業・課題という形で、図書館が提供します。

 

ページ
TOP